今年は京都を外してみた。その手前に紅葉の名所がありました。 そう
足助の代名詞でもある「香嵐渓」です。
「もみじ千本一度に染めて、どれが綾やら錦やら」
と詠われる香嵐渓は、東海地方屈指の紅葉の名所です。
例年の見頃は11月中旬から下旬にかけてですが、温暖化の影響からか、近年は色づきが遅くなり、11月下旬頃にピークを迎えているようです。
私達は11月22日(土)に尋ねましたが温暖化など頭に無く、日当たりの良い一の谷付近は素晴らしい紅葉が見られましたが日当たりの悪い香積寺参道は緑のもみじが綺麗でした。
そぞろ歩きも楽しいけれど、この時期を待ってましたかのように香嵐渓広場や三州足助屋敷を中心に沢山のイベントが催されています。 物が有るのが当たり前の現在、忘れていたものを思い出させてくれます。
ものが豊かになるにつれて、私達は大地の恵みを忘れ、同時に自分に必要なものは自分で作るという生活も忘れてしまいました。 それが、この三州足助屋敷では明治時代の足助地方の豪農邸をモデルに私たちの周りから消えていった、機織り、炭焼き、紙すき、木地屋、かご屋等多くの手仕事を復活・再現し、将来に伝えようとしています。是非とも覗いてみたいところです。