素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

🌷 可睡ゆりの園 🌷

2013年06月18日 | 名勝:自然の風景

6月、あちこちでアジサイの花が咲き始め、梅雨時の雨との相性が良く、とても綺麗ですね。                                      なのに、私は神奈川県花である「やまゆり」ではありませんが、色彩豊かな「ゆり」を見て来ました。

場所は静岡県袋井市の『可睡ゆりの園』です。                            ここは、起伏のある3万坪の敷地に、初夏を迎える頃から約150種類200万本のユリが次々と咲き揃います。                                           見頃のピークは例年6月中旬で、日本庭園や3千坪の回遊式の池をはじめ、瓦葺の茶室などが配置された園内随所に憩いのスペースが設けられ、心癒されるひと時が過ごせます。

6月16日(日)に訪問。例年通りというか開花具合は丁度良い時でした。    入園パンフレットに「ゆり小図鑑」と言うのが付いており、ユリの色や種類の多いのにビックリしました。

近くと言うか、直ぐ隣りに『可睡斎(かすいさい)と言う寺号の曹洞宗のお寺があります。その可睡斎の名前についての由来があり、お話しさせて頂きます。

11代目の住職「仙麟等膳(せんりんとうぜん)和尚」は、幼い徳川家康とその父を戦乱の中から救い出し、かくまいました。                                     その後、浜松城主になられた徳川家康は、親しく和尚を招いて旧恩を謝し、その席上でコクリ コクリと無心に居眠りをする和尚を見て、家康はニッコリせられ『和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。われその親密の情を喜ぶ、和尚、眠るべし』と申されたそうです。

それ以来、仙麟等膳和尚は「可睡和尚」と称せられ、後に寺号も東陽軒から「可睡斎」と改められました。                                また、仙麟等膳和尚の時代、家康公の帰依を受けて、天正11年(1583年)に東海4ヶ国(駿河、遠江、三河、伊豆1部)の僧録司となりました。

僧録司とは、現代風に言えば、寺院を管轄する役所の事だそうです。            以来、可睡斎歴代の住職は高僧が相次ぎ、名実ともに東海道における、禅の大道場として面目をほしいままにしています。

ユリ園の中では、山岳シンセサイザー奏者である『IZANAGI』さんの演奏を聴く事も出来ました。                                以前は乗鞍・槍穂高・白馬等の山頂で演奏をされていましたが、最近は花のテーマパーク内での演奏が多いようです。

シンセサイザーの音色って素晴らしいんですよ。                         アルプスの山頂から遠くの景色を眺めている時に、広大な包容力のある音色なんです。 うまく言えないけど。

これがまた、沢山の花に囲まれた中で聞いても、とても良く合いました。

 

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする