素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲薬師岳を下る▲

2014年09月05日 | 日本百名山

今回の登山は雨が気になり、天気予報とニラメッコの山行であった。初日は合羽を着ないで行動できたのでラッキーであった。山であり、今日の天気も不安と思い、昨日のうちに薬師岳の山頂を踏んでおいて良かった。

朝食5時40分。1名の方が食欲不振で気になった。でもご自分の食糧嗜好品を持っていたので、それでしのいで下さりホッとした。薬師岳山荘はとても綺麗でアットホームな小屋で気持ち良く過ごせた。

朝食前の山荘の窓から鷲羽岳、槍ヶ岳、穂高連峰、双六岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳等の峰々を望む事ができ、天候不順の中、運が良くて嬉しかった。

6時半頃より順次下山準備を整え、山荘前で待機。接客を担当されている奥様が見送りに出て下さり、皆さんお礼を述べたり、写真を撮ったりして別れを惜しんだ。

6時40分。リーダーを先頭に下山開始。太陽こそ出ていなかったが、周りの山岳風景を楽しむ事はでき気持ち良く歩けた。最後尾の私が、ここで山荘も見えなくなると思い振り返ったら、まだ奥様が山荘前で見送っていて下さり、ビックリ。全19名分を代表して、頭を下げてきました。

15分ほど南西に薬師岳の稜線を下ってから薬師平に向け南斜面を下っている時、前方が騒がしく何かと思いきや、「雷鳥!」「雷鳥!」「3羽もいるよ」との事で、皆さんカメラマンに変身。

また雷鳥も岩の上でしっかりポーズをとってくれるので、私も含め皆さん夢中でカメラに収めた。

大きなケルンが造られた薬師平を7時半通過。  薬師平から見た黒部五郎岳(2,840m)

                                                                      この先からキャンプ場のある薬師峠まで沢沿いの狭い道であり、事故発生率の高い下り、全員足元に神経を集中し慎重に下った。

薬師峠着 8時。ここはキャンプ場でもあり水場が有るので小休止(20分)を取り、空になったペットボトルを持ち水場へ下った。顔を洗ったり、ノドを潤す。冷蔵庫から出したような水で本当に美味しいと感じた。

薬師峠から太郎兵衛平までは、少し登り返し、

                                                                       木道が見えて来ると尾瀬歩きの感じで太郎平小屋に向かう。

太郎平小屋着 8時40分。昨日体調不良で2名の方が、こちらの小屋にお世話になり、その方たちと合流。時間が有ったので薬師沢の橋まで行って来たと話され、元気になられたようで安心した。8時50分出発。

太郎平小屋から五光岩ベンチまで尾根上に造られた広い道を下る。

                                                                    昨日登って来た道だが、昨日は周りが何も見えなかった。ところが今日は右手に薬師岳、

                                                                     左手に有峰湖が見え山奥にいる感じが充分に楽しめた。

三角点着 10時50分。 10分休憩。ここから折立までは普通の山道の下り。でも結構きつい下りで、こんなにきつい登山道を良く昨日登ったと感心した。

折立着 12時30分。 お疲れ様でした。 前回同様、立山吉峰温泉で汗を流し帰途に着きました。

 

 

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