名のある山は沢山のガイドブックが出ていますが、今回の横尾山はガイドブックもないマイナーな未知の山を歩いて来ました。
信州峠の横尾山登山口駐車場に7時 45分到着。 標高 1470m。
曇天で今にも降り出しそうな天気であり、駐車場には1台も車無し。 今年は日本中どこでも気象状況が不安定で、豪雨・雷雨はテレビで良く目にします。 なので防雨対策は万全にして、8時出発。道路の反対側に見える階段から登り始めます。
歩き始めは樹林帯の中を緩やかに登り始める。 登山道は明瞭でありヒンヤリした空気の中、歩き易かった。
木々の根元一面を背丈の低い熊笹が覆っていた。
登りながらも、空が明るくなったり暗くなったりで、極力降らないことを願った。 汗かきなので、レインウェアは着たくない。
登り出して 50分、登山道に岩がゴロゴロ見え出して来たのでスリップに注意した。
今度は樹林帯の中にガスが張り出し、視界が悪くなって来た。
高度を上げて来たら、前方上部に大きな岩があり落ちて来そうに見えた。
大岩を慎重に乗り越えたら、木々の前方が開けて見えた。
9時 10分、カヤトの原到着。 標高 1751m。
カヤトの中に可憐に咲くノハナショウブ。
本来なら見晴らしの素晴らしい所なんですが、ガスの流れた瞬間に川上村の高原野菜畑が見えたり、一部青空が見えたり、何とも忙しい景色でした。
カヤトの原から横尾山に向けては、大岩が有るコブや小岩の有るコブを5~6回のアップダウンを繰り返して進みました。
横尾山到着、10時丁度。
南側が開けており好天であれば瑞牆山、金峰山などが間近に見えるようです。 曇天につき下界よりは 涼しく、20分ほどノンビリ休憩した。山でのミカンは美味しい。
下山は湿った岩に足を取られぬよう注意しながら、往路を戻った。
信州峠の駐車場に 11時半、到着。 着いて間もなく小雨が降り出した。
午前中に下山できたので、飯盛山にも寄ってみようと『しし岩』へ、12時 20分着。 昼食後に飯盛山へと準備をしていたら、急に大雨に変わり雷鳴が響き、駐車場が川になった。 これはヤバいと思い、撤退開始。 午後も早い時間なので、高速道路は空いており快適に走り 16時前に帰宅できた。 下界は真夏で暑い。
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