旧五百円札の裏の絵が描かれた山として知られている雁ヶ腹摺山(がんがはらすりやま:標高1874m)を訪ねてみました。
旧五百円札の裏の絵が描かれた山と言っても五百円札が硬貨に代わって久しく、若い人達にはピンとこないと思います。 しかし、中年以上の方々にとっては、何とも懐かしい富士山の姿であろうと思います。
撮影者 : 名取 久作 氏 撮影年月日 : 昭和17年11月3日 撮影時間 : 午前7時15分頃
山名は春や秋、ガンが腹をするように、この辺りの稜線を越えて行く様を、そのまま山名にしたと言われています。
大月の国道 20号線を甲府寄りに走り、真木信号を右折して北上、桑西集落を過ぎて真木小金沢林道を上り大峠を目指す。
大峠は広葉樹林の小広く明るい峠で、富士山の眺めは最高です。 到着、7時 50分。
大峠駐車場側には赤岩ノ丸から黒岳への登山道があり、私の目指す
雁ヶ腹摺山
は駐車場の反対側に登山口があります。
出発、
8時 10分。
歩き出して間もなく水場(麓水:御硯水)を通過。
登り出して山腹を右に回り込み小沢を2つほど渡り、涸れ沢に架けられた板橋を通過する。
吹切尾根に出てから北東方向に進路を取り、大きなミズナラの林の中を登って行く。
冷え込んだ足元には5cmほどの霜柱で、足を取られぬよう注意した。
周りの樹木の丈が低くなり、ジグザグとなった急登が続く。
大分、青空が目に入るようになったら、目の前に城郭の石垣を思わせる様な不思議な巨石に驚いた。 通過、9時 18分。
でもこの山塊では似たような巨石を沢山見かけた。
巨石を過ぎたら、雁ヶ腹摺山南面の明るいカヤトの原に出た。 見上げれば黒木の森を背負った山頂が見えた。
雁ヶ腹摺山山頂着、9時 25分。
何と駐車場の大峠では綺麗な富士が望めたのに、ここまで来て折角の旧五百円札の富士を見ることは出来なかった。
富士が顔を出すまで待とうか❓とも考えたが、南からの風当たりが強く山頂直下の指導標に従って双耳峰の姥子山へ向かうことにした。
※ ご覧頂き、ありがとうございます。