霜山(標高 1301.7m)からは富士を望むことは出来なかったが、南へ下るコース上の各所から素晴らしい富士山の勇姿を眺めながら戻りました。
展望の悪い霜山で三等三角点を確認し、11時 55分 下山開始。
尾根上を三ッ峠山、天上山と新倉山の三叉路分岐点に戻り、富士を眺める。
富士の眺めは夏よりも、氷雪をまとった富士がより富士らしく見える。
三叉路分岐から左側が切れ落ちた急坂を下る。 ここは岩や木の根が表面に無く、滑り易い土の登山路であり設置されたザイルを利用して慎重に下る。
下り切った日陰の吹き溜まりには、イタチだろうか? テンだろうか 足跡を見掛けた。
※ 上記の足型は「害虫駆除110番」様より、お借りしました。
北斜面は雪が残り、太陽の日差しが有り難い。
12時半、ベンチあり見晴らしの良い御殿着。5分休憩。
ベンチの横には植生保護の柵があり、中にはセリバオウレンが群生していた。 雪解けの頃に花が咲き出す、春の訪れを告げる植物の一つだそうです。
茎の先にチラチラ花火の様な形の真っ白い綺麗な花を付けるとのことです。
この尾根沿いには、ゴンゴン石より下った所にアヤメの群生地もあり、春先にも訪れたい山です。
ゴンゴン石通過、12時 50分。 変わった名の石で、きっと何か謂れがあるのだと思います。
13時 10分、新倉浅間公園の忠霊塔前 に無事下山しました。
新倉富士浅間神社に13時 25分、無事下山のお礼を済ませ駐車場に戻りました。
早く下山できたので、富士吉田市に鎮座される 『北口本宮冨士浅間神社』 を参拝して来ました。
御祭神 木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと) 天孫彦火瓊々杵尊(てんそんひこほのににぎのみこと) 大山祇神(おおやまづみのかみ)
人皇十二代 景行天皇四十年 日本武尊(やまとたけるのみこと)御東征の砌(みぎり)、箱根足柄より甲斐國酒折宮に向かう途次、当地御通過、大塚丘にお立ちになられ、親しく富士山の神霊御遥拝され、大鳥居を建てしめ、「富士の神山は北方より登拝せよと」勅(みことのり)され、祠を建てて祀ったのが始まりとされています。
北口本宮でも安全登山のお礼祈願をして帰途に着きました。