素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ 懐かしの針ノ木岳 ▲

2020年07月11日 | 北アルプス

 

針ノ木岳と蓮華岳は後立山連峰の最南端に位置し、北アルプスのほぼ中央に聳える展望の山であります。今回は針ノ木岳(2821m)のご紹介です。             《2013(平成25)年7月撮影

信州側の扇沢バスターミナル駅から日本三大雪渓(白馬大雪渓・剱沢雪渓)に数えられる針ノ木雪渓を攻め、針ノ木峠を目指しました。

                                          この針ノ木峠は戦国時代から越中と信州を結ぶ間道として利用されていたという史実に残る佐々(さっさ)成政の針ノ木峠越えなど、歴史ロマンが香る峰々でもあります。       稜線近くなると雪渓の斜度はせり上がり、両側の山肌が迫り、雪渓が細くなった地点は「ノド」と呼ばれ、この時期は峠直下まで雪渓が残っていた。

針ノ木峠は針ノ木岳と蓮華岳の狭い鞍部で、その峠の西側に針ノ木小屋が建っています                                      細くてきつい雪渓を誰一人音を上げず、皆さんで声を掛け合い頑張りました。       小屋でゆっくり疲れを取り、翌日の朝食前に蓮華岳のコマクサの群生地に足を運びシロバナコマクサを探しましたが残念ながら見つかりませんでした。                奥に蓮華岳山頂の祠が見えます。

針ノ木岳側から望んだ蓮華岳(2799m)、朝食前に散歩した山の全容がこちらです。

朝食も済み、全員体調良好と目指した目的の山がこちら❝針ノ木岳❞

お世話になった針ノ木小屋を後にテント場を見ながら、急な露岩帯に取り付く。

                                             前方に荒々しい針ノ木岳とスバリ岳を眺めながら、岩稜帯の斜面を稜線まで登る。

独立峰の山頂は意外と広く360度の展望が楽しめる。

山頂にある三角点、奥の山塊は中央のピークが白馬岳、そこから右手の稜線が後立山連峰になります。

南側には遠く槍穂高連峰が見えました。

そして眼下には黒部川の水を満々と湛えたコバルトブルーの黒部湖が俯瞰できた。   中央の山塊が立山三山、右手が剣岳です。

山頂からの展望を充分に楽しみ、今日の宿「新越山荘」に向け北に進路をとった。   赤沢岳(2678m)から見た、針ノ木岳です。

こちらは鳴沢岳(2641m)から見た針ノ木雪渓と針ノ木岳です。

扇沢バスターミナル駅を起点に周回コースとして高山植物や山岳風景が楽しめる最高のコースです。また、日本で初めて山案内人組合をまとめた百瀬慎太郎ゆかりの❝針ノ木雪渓❞では6月初旬に『慎太郎祭』が催され、集団登山などが行われます。

 

訪問、ありがとうございます。

 


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3 コメント

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針の木岳すごいですね (清水光一)
2020-07-12 07:11:07
おはようございます!いつもすごい写真ありがとうございます。私のパソコン、ゲームをやるため大画面です。ですから一枚目の針の木岳、迫力すごいです。二枚目と三枚目の雪渓の写真もすごいです。よく登りましたね。登った皆さんに拍手です。佐々(さっさ)成政もすごいけど忠さんもすごい。何年か前、母ちゃんと雪の大谷を見に行ったことがあります。立山黒部アルペンルート人気のコースですから大型バスで40人くらいいました。志賀高原に泊まったんですが扇沢から黒部に入るのがすごく混んでいて出来れば朝一番で登りたいけど朝の出発が四時半ぐらいですがどうしましょうかと添乗員さんが言いました。みんな「えっ」てなりましたが了承しました。混雑の原因は中国人でした。室堂にもいっぱいいました。というか占領されていました。天気は今にも降りそうな天気でしたが扇沢バスターミナルの近くになるとバスから見上げる高い山が雲の中から見えそれがかえって迫力満点でした。朝が早かったので黒部ダムは私たちのグループだけで展望台へ登ったり満喫できました。ダムからロープウェイで黒部平、大観峰と登りましたが、まだ雪が残っていてロープウェイから見る崖の雪の積もった斜面迫力ありました。黒部平から真正面に見える針の木岳もすごい迫力でした。あの山は登れないなとその時思いましたが忠さんの雪渓の写真を見てやっぱり無理と思いました。室堂もまだ雪がありましたが雪の大谷、みくりが池と周り、剱岳と立山の雄姿を堪能しました。弥陀ヶ原、美女平もバスの車窓からその景色を満喫しました。忠さんのように針の木岳、立山、剱岳と登頂していればバスの人達に自慢できたのにね。

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懐かしの回想録 ()
2020-07-12 13:40:52
こんにちは!早速のご訪問ありがとうございます。
東京のコロナ、第二波に入った様な気がします。怖いですね。コロナの状況が増加傾向にあり、出掛けたい気持ちは有りますが、妻より外出禁止令が出ており自宅で今後登りたい山の計画を練っている所です。
清水さんも奥様と色々な所に出かけられ元気そうで何よりです。国内の観光地は確かに中国や韓国の旅行客が多い様に感じます。去年、穂高から上高地に降りてバスの乗車券自販機に手間取っていたら「お、に、さ、ん}・「ち、が、う、ね」と中国人の女性乗務員さんが来てくれて乗車券を買ってくれました。お礼の後「エッ!ここどこだっけ?」と笑ってしまいました。
それだけ中国の旅行客が多いという事ですね。
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私も同じです (清水光一)
2020-07-12 16:29:28
忠さん、私も母ちゃんから外出禁止令出ています。私の場合は歌声がダメです。小樽でヒルカラのクラスターもありましたからね。まーそれだけダンナのことをきずかってくれるということですかね。旅行も外食も特にリタイア組慎重ですね。やはりまだ死にたくないですからね。私は昨年末から海と大島を見おろすミカン畑で毎日母ちゃんと農作業をやっています。今日も天気が良くなったので一汗流してきたところです。汗を流すと陸上競技の時を思い出し懐かしいです。今、京都や北海道とか中国人いないから静かでチャンスなんだけど、やっぱりコロナ恐いですしね。忠さんの回想録が一番いいです。
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