槍・穂高の展望が欲しいままの常念山脈を縦走した❝常念岳❞(2857m)のご紹介です。【2016(平成28)年6月に撮影したものです。】
松本から梓川を越えると、安曇野の田園風景の背後に常念山脈の穏やかな山並みが望めます。最も目に付くピラミット型の山が❝常念岳❞。その左隣りのゆったりした山が❝蝶ヶ岳❞。 どちらも春先になると山腹に常念坊や蝶の雪形が現れ、田植えの時期を告げます。
この山脈は北アルプスの南部の核心部である槍・穂高連峰と並行するように連なり、その絶好の展望台となっています。
常念小屋の東側広場が常念乗越で、その乗越からガレ場のジグザグとなる登山道の急登に取り付く。
前常念岳との分岐に出れば傾斜も緩み、タカネキスミレやチシマギキョウ、トウヤクリンドウ等の花を見ながら進めば、乗越から約1時間で常念岳に到着する。
方位盤と祠がある山頂からは、涸沢カールを囲む穂高連峰や、大キレットを挟み槍ヶ岳(3180m)へと続く迫力ある稜線など、360度の大パノラマが素晴らしい。
山頂からは頭を雲の上に出した日本一の❝富士山❞を望むこともできました。 こちらは常念岳の南側、蝶ヶ岳寄りの最低鞍部からから見上げた常念岳です。
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