素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

⛰ 恵那山登山 ⛰

2016年07月04日 | 日本百名山

中央自動車道にある長野県下伊那郡阿智村と岐阜県中津川市とを結ぶ長大トンネルの『恵那山トンネル』は、ほとんどの方が ご存知ではないかと思います。                                            1975年の完成当初は道路トンネルの中で日本一の長さ(上り線8,650m:下り線8,490m)を誇っていましたが、2016年2月現在では第5位の長さであります。

そのトンネルの南西方向にあり、中央アルプスの最南端に聳える《恵那山》(2191m)を歩いて来ました。                              中央自動車道の飯田山本ICを6時47分に降り、県道477号線で新恵那山登山道の取付き点である広河原登山口駐車場に向かいました。 駐車場到着、7時半。                                      登山準備は途中で済ませたので、準備運動後、7時40分出発。

まず、車止めゲートを抜け、歩行ペースを作りながら林道を進む。 林道と恵那山登山口分岐着、8時05分。 5分の休憩。

林道を左に下ると直ぐ本谷川に掛かる丸太橋を渡り、幾つかあるルートの内、広河原駐車場から恵那山山頂まで約5.1kmという最短の広河原ルートに取り付いた。

今日は14名の皆さんをスタッフ3名でご案内させて頂いた。              その中に、ご高齢の方が参加されていたので、その方を含め皆さんの体調等 様子を伺いながら前進した。

広河原ルートには広河原登山口から恵那山山頂までを10等分にした、とても丁寧な標示板が立てられ、登山者にとって通過の目安になり、有り難かった。

1/10地点を通過してから、岩や木の根が張り出した急登の登山道が始まったが、まだ歩き出して 1時間程度なので皆さんの歩きが非常に快調で安心しました。

カラマツ林の急登を進み、   3/10地点を 9時15分に通過。

中間付近である5/10地点(9時50分通過)前後は、クマザサに覆われた緩い登りとなった。

所が、10時35分に7/10地点を通過したが恵那山本峰に近づいたようで、湿気漂う樹林帯の中の急登が再び始まった。                          この辺りから、遅れが目立つ方が出てきた。

この辺りが最後の急登で、距離にすると残り 1kmを切ったので、あとひと踏ん張り頑張って頂いた。                                鬱蒼とした樹林帯の中を登っていると風はないので蒸し暑い。                                     そんな時の顔の周りにしつこい位に飛び回るブヨがいて、ウッカリすると刺されるだけでなく目・耳・口などに入ってしまう勢いで飛び回り、注意が必要であった

                                                      肌の弱い女性は刺されると傷口の周りから見る見るうちに腫れ上がってくるので、頭からかぶれる「虫除けネット」が大変重宝します。 梅雨時は必携です。

11時15分、ようやく9/10地点を通過。   あと300mの表示を見てホッと

皆さん、歩き始めて約4時間。                            疲れも見え始め残り300mに25分掛けて無事山頂へ。 11時40分着。            山頂からの眺望は無し、昼食にしたがガスも掛かり汗が冷えてくる。

山頂からの景色が見られるように展望台が作られていた。                      また山頂付近に恵那神社本社や五乃宮社、六乃宮社などが見られた。

ガスが出て小雨が来そうな感じであり、恵那山山頂小屋まで行かず12時12分、下山開始。                                      今回は往復コースであり、往路を戻ったが前日に結構なが降ったため登山道はぬかるみ、木の根や岩が非常に滑り易く慎重に下って頂き、ストックの取り扱いにも注意して頂いた。

ご高齢の女性2名の方は、こちらで心配することもなく皆さんと共に歩き、往路・復路共にしっかり完歩されました。 素晴らしいことだと思います。                                   逆に少し若い方の方が、この位の無理はまだまだ耐えられると思いこまれているようで、山頂を踏まずに先行下山された方も居ました。                   体調管理を行い、甘い考えで山に入っては危険であると思われます。

本谷川に掛かる丸太橋を全員無事通過、14時50分。                 駐車場まで30分林道歩きを頑張って頂いた。                       林道を歩き始めて間もなくポツポツアレ   雨だ。                                 でも大したことは無いだろうと言っていたら急に本降りとなり、急いでザックカバーを掛けた。                                       皆さんもザックから合羽を出す間にびしょ濡れ。                      風邪をひかぬよう「湯ったり~な 昼神」という日帰り温泉により、16時32分帰途に着きました。 予想外にきつい山で、お疲れ様でした。

 

            


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