静岡・山梨・神奈川の県境にある稜線を歩いてみた。 計画では明神峠から歩く予定であったが、道路状況が良かったのでバスが三国山東登山口まで上がってくれた。 登山口着9時半。
天気は最高であり、少し明神峠よりの高台に上がり、
南側の小山町と金時山・箱根方面や
沼津市街から伊豆半島それに愛鷹山も望むことができた。 手前は富士スピードウェイです。
東登山口を9時37分出発。 背中で日差しを受け、自分の影を眺めながらの陽だまりハイクである。 山頂付近ではブナの巨木を見ることができた。 この時期は枯れ木状態なので見上げれば真っ青な空が見え、澄んだ空気を思いっきり深呼吸である。
一気に山頂まで登り、この程度は皆さんルンルンで快調な歩調である。 三国山(1325m)着10時25分。 山頂はブナ交じりの雑木林の中で眺望なし。
歩き出すと体が熱くなってくるが、それ以上に外気温の冷たさや尾根線に出ると風も感じ、休んでいるよりも歩いていた方が快適で10分の休憩で三国峠に下った。
北斜面に入ると雪も残り、霜柱も大きい。 日差しがあるだけ、先日の荒船山の時より寒さを強く感じることは無かった。
三国峠で車道を横断し、次の目的地「鉄砲木の頭」の尾根に取り付く。
今までの三国山とは印象が変わり、背丈以上もあるススキの茂る山である。 お~い
左手後方に目をやれば見事な富士と山中湖を望むことができ、皆さんからも歓声が飛び交っていた。
鉄砲木の頭(1291m)別名「明神山」とも呼ばれているようです。 到着、11時15分。
立派な祠がある広い山頂で、富士山と山中湖が一望できる絶景の場所であります。
風の当たらないススキの中で昼食とし、その間、甲斐駒や南アルプスの眺望を楽しんだ。 11時53分出発。
日差しのある雑木林の中のコースを、アップダウンを繰り返しながら切通峠に向かう。
この尾根は東海自然歩道であり平野から登れるコースがいくつか見られた。 切通峠通過、12時37分。
雑木林のコースと思いきや、この付近一帯は「アブラチャン」の純木が群生していた。低山の明るい林内に生える、高さ5mになる落葉樹。(クスノキ科) 雌雄異株で葉の出る前に黄色花を球状に付けるようです。 根元から細い幹が多数株立ちしますので、判りやすいです。
高指山(1174m)着、13時10分。5分の立ち休憩。 富士がだんだん遠くなる感じ。 道は変化に乏しく長く感じてきた。
富士岬平通過、13時32分。 ここが富士山の見える最後の地点であった。 この先、山伏峠分岐までは名もない小さなピークをいくつか越えるアップダウンが延々と続き14時20分、山伏峠分岐に到着。 5分の立ち休憩をとった。
山伏峠からの下りは北斜面であり滑るほどではないが雪が残っていた。
山伏トンネル通過、14時45分。 トンネルの先でバスが待機していた。 皆さん、お疲れ様でした。
帰りの途中、花の都公園にに寄り「ダイヤモンド富士」を観賞してきました。
山中湖の周りには沢山の観賞ポイントがあり、カメラマンがアチコチで三脚を据えて待機しているのに驚きました。
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