山頂部の岩場のスリルと360度の展望が楽しめる山です。
乾徳山は甲府盆地の北東部、笛吹川の右岸にそそり立ち、下部は混交樹林、中腹はなだらかなカヤトの原、山頂部はキリリとした岩峰で変化に富んだコースが魅力の山であります。
乾徳山登山口バス停のそばに20台ほど止められる無料駐車場があるが、6時45分に到着した時は土曜日であり、既に満車状態。
仕方なく50mほど下った所の野球場が臨時駐車場になっており、そこに止めた。 直ぐに準備をはじめ7時15分出発。 徳和公園の所で警察官の方々が山岳遭難防止キャンペーンを実施されており、アンケート用紙とポケットティッシュ、ホカロンを頂いた。
乾徳山へは周回コースやピストン、一部周回など自由なコース取りができる所であり、私は色々な景色の楽しめる周回コースを計画した。
徳和公園~徳和峠~道満山~大平高原分岐~月見岩~扇平~乾徳山~水のタル~国師ヶ原~乾徳山登山口~徳和公園 昭文社の「山と高原地図」のコースタイムは6時間50分。
計画通り徳和峠に向かう、その途中より眺めた徳和集落。
林道を登ると獣除けの柵が造られていたが、上から下って来た軽トラのおじさんが柵を開けて下さり、お礼と少しの会話をしたら「紅葉がいいぞ。」と教えてくれた。
少し登ったら徳和峠に付く前に道満尾根への道標があり、そちらに進む。通過 7時30分。
道満尾根に出るまできつい登りが続いたが、足慣らしでゆっくりと登る。
尾根に出てからも道満山(標高 1314m)までは厳しかった。 道満山通過 8時35分。
道満山から大平高原分岐までは、意外と楽な尾根歩きが続いた。登りが遅いので、ここは闊歩した。
大平高原分岐通過 9時20分。ここは国師ヶ原への分岐でもあるが、直に月見岩に向けて登る。
月見岩に向けての登りは、道満山への登りと同様、厳しい登りであった。 ただこの前後の木々の黄葉が素晴らしく何度も立ち止まり眺めた。
9時40分頃、森林限界を越えたように見晴らしがとても良くなった。南アルプス遠望。
そして富士山も顔を出してくれた。
道は緩やかになり
林を抜けたら、目指す乾徳山が目の前に現れた。
カヤト原の月見岩着 10時丁度。暖かくて気持ち良い。
乾徳山よりの扇平に10時10分着。 ベンチに良さそうな石が幾つもあり10分ほど休憩をした。
南方向に甲府市街や富士山が綺麗に見えた。
天気に恵まれ、休んでいてもポカポカと暖かかった。
山でのミカン最高でした。
ここからいよいよ岩混じりの登山道に取り付く。
コメツガの樹林の中、木の根につかまり体を引き上げ、岩につかまってバランスを取る。
所々に展望の良い場所があるが、チラリと見るくらいで楽しむ余裕はない。
クサリにつかまり飛び出した岩を避けながら登って行く。
それを越えると山頂直下までは緩い登りとなり、最後の岩場が見えてくる。 鳳岩着 11時15分。
長いクサリが垂れ下がり、クサリを手にしたら岩の細い割れ目に足を掛け、体が振られない様に慎重に登る。
巨岩が積み重なった山頂に立てば苦労して登り切った充実感に、周りの素晴らしい展望の満足感が加わり最高です。 乾徳山登頂 11時20分。
延々と続く奥秩父の山並み、甲府盆地と御坂の山々の向うには霊峰 富士山や南アルプスの峰々が雄大に広がっている。
土曜日であり、狭い山頂大混雑、素早く昼食 を済ませ、下山開始 11時55分。
次に、乾徳山から国師ヶ原経由、徳和集落に下ります。
※ ご覧頂き、ありがとうございます。
何度かトライしているんですがGOOに上手くログインできなくて😢
いい天気に恵まれて素晴らしい南アルプスや富士山ですね!
標高が上がるたび富士山の見え方も変わってきて、それがまたいいですね!
朝早く家を出たからいい景色に出会えましたね。
まだまだ体力ありますね(笑)
山雑誌や地図を見ながら、駐車場から周回できるようなコースを探しながら計画を練っています。
色々歩いて感じていますが、三千m級のアルプスより、低山の方が、遭難の危険性は非常に高いです。
徳和集落で山岳遭難防止キャンペーン中の警察の人と話をしましたが、強調されていました。
すごいスリルですねっ!!
素人には行けない、見れない景観を楽しませていただき ありがとうございます!!
富士山とっても綺麗です!!
そして南アルプスも絶景ですね!
この前飛行機の上から見まして、長く連なる雪をかぶった山脈に見入ってました。
自分の足で 苦労して登った先の絶景は世界観が変わりそうです(*´꒳`*)
ponyokinako様も先日の九州で綺麗な写真を沢山撮られましたね。ただ、イノシシにはビックリしました。
飛行機の中から富士山を見下ろすなんて、とても羨ましいです。
今後も、色々な写真、楽しみにしています。