高山を通過して国道41号を約15キロほど富山に向かった所に、飛騨古川と言う街があります。どんな街かは不透明なまま訪問しました。
今回は東海地方から中部そして北陸へと周り、水の街「郡上八幡」そしてこの飛騨の匠の街「飛騨古川」どちらも素晴らしい街です。
古川は、約400年前にできた城下町で、戦国武将「金森長近」公が飛騨を治め、今の高山や古川の町づくりをしたとの事です。 その素晴らしい町並みが今も当時の雰囲気のまま残されています。また、街中を散策するだけで、あちこちに匠の技が息づく町である事に気づきます。
*今に生きる飛騨古川の匠たち* 切り絵師 菅沼 守さん(布紙木)・ 一位一刀彫師 牛丸 忠男さん(牛丸一刀彫店)・ 和ろうそく 三嶋 順二さん(三嶋和ろうそく店)街中を散策しながら是非上記のお店は覗いて見て下さい。
私たちは三嶋和ろうそく店さんを訪問しました。 作業をされる姿、そして独特のイントネ-ションある話法で、和ろうそくについてのお話を聞かせて頂きました。
それに自分は知りませんでしたが、三嶋和ろうそく店さんは連続テレビ小説 「さくら」 の沼田家のモデルになったそうです。
また、鯉の泳ぐ瀬戸川と白壁土蔵街・・・・・やわらかい、あたたかい、なつかしい風景や人情のある素敵な町です。
そんな町に日本三大裸まつりの一つ 「古川祭・起し太鼓」と言う力強く活気にあふれた勇壮なまつりが、飛騨路に桜が咲き始める4月19~20日に開催されるとの事です。 私たちは、その祭りの様子を飛騨古川まつり会館でハイビジョン立体映像で鑑賞しました。凄い迫力にびっくり