素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

匠の里「飛騨古川」へ

2008年12月12日 | 史跡・名勝探訪

高山を通過して国道41号を約15キロほど富山に向かった所に、飛騨古川と言う街があります。どんな街かは不透明なまま訪問しました。

今回は東海地方から中部そして北陸へと周り、水の街「郡上八幡」そしてこの飛騨の匠の街「飛騨古川」どちらも素晴らしい街です。

古川は、約400年前にできた城下町で、戦国武将「金森長近」公が飛騨を治め、今の高山や古川の町づくりをしたとの事です。                      その素晴らしい町並みが今も当時の雰囲気のまま残されています。また、街中を散策するだけで、あちこちに匠の技が息づく町である事に気づきます。

*今に生きる飛騨古川の匠たち*                                             切り絵師  菅沼 守さん(布紙木)・ 一位一刀彫師 牛丸 忠男さん(牛丸一刀彫店)・ 和ろうそく 三嶋 順二さん(三嶋和ろうそく店)街中を散策しながら是非上記のお店は覗いて見て下さい。

私たちは三嶋和ろうそく店さんを訪問しました。                                                               作業をされる姿、そして独特のイントネ-ションある話法で、和ろうそくについてのお話を聞かせて頂きました。

                                              それに自分は知りませんでしたが、三嶋和ろうそく店さんは連続テレビ小説 「さくら」 の沼田家のモデルになったそうです。

また、鯉の泳ぐ瀬戸川と白壁土蔵街・・・・・やわらかい、あたたかい、なつかしい風景や人情のある素敵な町です。

そんな町に日本三大裸まつりの一つ 「古川祭・起し太鼓」と言う力強く活気にあふれた勇壮なまつりが、飛騨路に桜が咲き始める4月19~20日に開催されるとの事です。                               私たちは、その祭りの様子を飛騨古川まつり会館でハイビジョン立体映像で鑑賞しました。凄い迫力にびっくり

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飛騨白川郷

2008年12月10日 | 世界遺産

11月下旬、まだ紅葉も見られるだろうと訪ねてみた。                富山側から荻町に向かったので、集落に入る前に荻町城址展望台へ上がった。                                               降雪があったせいで、除雪はされているものの道幅が狭く、大きなバスが来ると登るにしろ、下るにしろ大変であった。                           それでも白川郷全体を俯瞰出来る最高のロケーションである。

 

五箇山の合掌民宿の御主人が「例年は山から順番に雪が降って来るのに、今年は一気に平地に降りて来た」と話して下さいました。                      地球温暖化は場所によるのだろうかと感じました。                            数年前に訪れた時は、宿を出る頃、雨であった所が急に雪に変わり3~40分で15センチの積雪、アチコチで事故を見かけ、びっくりした記憶が甦りました。                                          11月に入ったらスタッドレス・タイヤは当然ですがタイヤ・チェーンも必携です。  それにチェーンは片方の装着に5分以内に終了しないと大変なことになりますので出かける前の練習は必要です。                             良くネット・チェーンなどを出して、その場で説明書を読んでいる光景を見かけますが、笑っちゃいます。表現が悪いですが、危険なことです。

                                              そんな事で、今年は降雪が予想外に早かったせいか、秋と冬が一緒に見られました。

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静かな菅沼合掌集落へ

2008年12月07日 | 世界遺産

国道156号沿い、庄川右岸のわずかな台地にひっそりと佇む9棟の合掌造り家屋。  そこが菅沼合掌集落です。ちょうど五箇山と岐阜白川郷の中間に当たります。

険しい山あいを流れる庄川のわずかな河岸段丘にあり、現在9棟の合掌造り家屋が残っています。                                    冬は豪雪となる厳しい自然に耐え、養蚕など仕事の場としても適した住まいとして、はるかな歴史を重ねて完成された合掌造り。                      その力強い美しさを中心に、日本の原風景を保っています。

ときには、時間に追われる日常を忘れて、合掌集落をのんびり歩いてみたり、どこか懐かしい風景を心ゆくまで眺めたり、野の花にふと立ち止まったり、住人の方との何気ない会話も、とても楽しい。

宇宙の動きからしたら、人間の一生なんて僅かな時間。楽しく生きたいですね。    自分らしいペースで! 

凛ちゃん、遠くを見つめて、お別れが寂しそう。

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心のふるさと「五箇山」へ

2008年12月05日 | 世界遺産

四季を通して、年に1度は訪れる五箇山そして白川郷。               いつも松本から平湯峠越えをして高山の朝市を見学、白川街道で御母衣ダム経由にて合掌集落に入った。                                 いつも同じコースでは飽きられてしまうと思い、今回は高速道路を利用してのコース取りをしてみた。                                  神奈川から夜間に東名高速に乗り愛知へ、これが夜間と言えども静岡辺りまで大渋滞、一般国道を走っている様であった。                         混雑が予想された足助の「香嵐渓」を朝一で訪問、そして次に東海環状自動車道から東海北陸自動車道で水の綺麗な郡上八幡へ。                         余り時間は無かったが昼食を取り、市内散策をした。                           15時過ぎ、再び東海北陸自動車道に乗り、一路今日の宿 富山県の五箇山相倉(あいのくら)集落 合掌民宿「勇助」さんへ急いだ。                 愛知から岐阜そして富山へ。その間、岐阜では秋から冬への移り行く風景の変化が楽しめた。16時半、冬の五箇山に着いた。

富山県の南西部。白山から続く峰々に抱かれて、五つの谷が点在する。        赤尾谷、上梨谷、下梨谷、小谷、利賀谷、この五つに囲まれた地、合掌造りで知られる山里「五箇山」(ごかやま)。                    訪れるたびに この地は、いくつもの表情を見せてくれる。             ふだんは無骨なそぶりを演じるひなびた村。が、そこには古式の舞や謡楽に彩られ、落人の歴史が感じられる。 

                                               山渓の荒削りな味覚や鮮やかな伝承の技に目が覚まされたりもする山のもてなしを充分に味わいました。

ブナの生い茂る山々を背景に、天に向かって屹立する茅葺の大屋根。         昭和の初期、ドイツの世界的建築学者「ブルーノ・タウトが惜しみない賞賛を贈ったと言われる合掌造りは、雪国の風土と先人の知恵と技の結晶であります。

相倉・菅沼の両集落には合掌造り家屋が建ち並び、切妻の三角屋根と水田、畑、石垣、雪持林が美しい景観を見せてくれる。                        平成7年12月、両集落は、後世に残すべき貴重な文化遺産として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。

守られる住人の方々と、お話をすると不満もあるようですが、最後に、「でもこうして皆さんとお会い出来る事が、とても嬉しいです。」と言って下さいました。            本当にありがたい事です。

 

 

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香嵐渓を訪ねる。

2008年12月01日 | 史跡・名勝探訪

今年は京都を外してみた。その手前に紅葉の名所がありました。          そう  足助の代名詞でもある「香嵐渓」です。 

                                                                                         「もみじ千本一度に染めて、どれが綾やら錦やら」 と詠われる香嵐渓は、東海地方屈指の紅葉の名所です。

                   

例年の見頃は11月中旬から下旬にかけてですが、温暖化の影響からか、近年は色づきが遅くなり、11月下旬頃にピークを迎えているようです。

                                                                                                              私達は11月22日(土)に尋ねましたが温暖化など頭に無く、日当たりの良い一の谷付近は素晴らしい紅葉が見られましたが日当たりの悪い香積寺参道は緑のもみじが綺麗でした。

そぞろ歩きも楽しいけれど、この時期を待ってましたかのように香嵐渓広場や三州足助屋敷を中心に沢山のイベントが催されています。                物が有るのが当たり前の現在、忘れていたものを思い出させてくれます。

ものが豊かになるにつれて、私達は大地の恵みを忘れ、同時に自分に必要なものは自分で作るという生活も忘れてしまいました。                      それが、この三州足助屋敷では明治時代の足助地方の豪農邸をモデルに私たちの周りから消えていった、機織り、炭焼き、紙すき、木地屋、かご屋等多くの手仕事を復活・再現し、将来に伝えようとしています。是非とも覗いてみたいところです。

 

 

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