行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

「母恋めし」って素敵な名前の駅弁

2008年08月30日 | 旅行記・まち歩き

室蘭に行ったことで、北海道のJR線を走破したことになる。何かない限り、なかなか行くところではないからねー。

Dsc06192_2 最初で最後になろう、この地へ踏み込むもう一つのの目的は駅弁。室蘭の一つ手前の「母恋」という駅に、駅舎を利用して主婦が手作り弁当を販売し話題を呼んでいる。その名も「母恋めし」だ。(写真上:母恋めし、母恋=ほっき貝の取れる所(アイヌ語)という意味。ほっき貝の炊き込みご飯)

走破するため一旦終点室蘭まで行き、歩いてひと駅戻る。1キロちょっとだから。

Dsc06182 駅舎に入り、売店に駆け寄ると、「予約品なんですー。ごめんなさい」と言われる。さも予約しないで買い求めることが無理なように言うが、新潟からきたことを告げると、ちょうど奥さん(店主兼調理担当)が現われ予約した人が地元の知り合いとのことから、1個回してくれることになる。ありがたい。(写真下:右が奥さんの関根さん)

「退職したら、地元の駅で、地元の食材で弁当を売ることが夢。奥さんの試みは励みになるし、目標です」と言った私の言葉は、偽りのないものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南千歳駅はJR北海道の象徴

2008年08月30日 | 旅行記・まち歩き

千歳線は北海道の鉄道史の中でも、比較的新しい路線である。

先に触れたとおり、本州・函館と札幌を結ぶ大動脈になった。倶知安経由の函館本線よりも距離が短く、厳しい峠越えもなく、室蘭・苫小牧といった大きな町を沿線に持っていたことが、それを確固たるものとした。

新千歳空港線への盲腸路線は、平成4年開業。これまたJR北海道の看板路線となった一因。空港までJRが独自に乗り入れるのは、成田と関空、宮崎だけ。しかも私鉄と競合せずに乗り入れる路線は、千歳と宮崎だけである。(仙台、福岡は他社との相互乗り入れ路線で、空港駅はJR以外の運営)

宮崎との発着便数・利用客は比にならず、そりゃJR北海道も力入りますわね。その一旦を南千歳駅に見ることができる。

Dsc06188_4  日本の鉄道は、複線の場合左側通行だが、南千歳駅の空港線は逆になる(写真:電車が新千歳空港方面、右隣2番線が札幌方向に向かう路線)。つまり島型ホームで、進行逆方向の室蘭線・石勝線方面との乗り換えを容易にしているだね(多分…正式に調べてはいない)。どうせ空港へは単線になるから、この駅で右か左かはあまり問題ではないといったところか。

空港を利用する人は荷物が大きくなるから、階段を使わずに向かい側の列車に乗り込めるなら、これはありがたいですよ!心憎いサービスだと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道、最後の朝

2008年08月30日 | 旅行記・まち歩き

千歳空港の朝。雨は落ちていないものの、霞んでいる。天気にたたられた旅でした。

これから帰る準備をする。あっという間ですね、遊んでいると。ホント何もせず、何も考えずに、ボッとしながら電車の中で過ごしたという感じだ。

今日は最後に室蘭本線を乗って、北海道完全制覇となる。昨日の雨の影響はどうかなー。ここまで来ると少し残しておくのもいいかもしれない。悪天気や事故・災害は自分ではどうにもできないから…また来ること楽しみにして!

さて、土産ですかー。カニ?メロン?私のお勧めはHORIのフロマージュというお菓子です。以前一度土産に買ったことがあったが、今や空港では手に入らないほどの人気だとか…あなたも偉くなりましたな!まあ、目を掛けていた若造が出世したようなもの、嬉しいっすよ!

部長は「白い恋人」で我慢してね!賞味期限内のもの買って帰るから…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする