会議のため、久々地元T市の「新潟イリノイ友好会館」に来た。実は私、ここに5年間務めていた経験がある。30代の頃…年齢バレますな!
アメリカの大学を誘致した際に、新潟県と地元の自治体がイリノイ州との交流拠点として建設したこの会館、山麓の丘陵地に立つ。自然が豊富で、沈む夕日も見れるという風光明媚な場所にある。10数年前、当時は600人の学生と外国人教職員、留学生が勉強していた。そりゃそりゃ賑やかでしたよ。
数年前、学生募集に行き詰まり学校が撤退。今はというと、敷地内は閑散としており、建物の中は物音さえもしない。外でさえずる鳥の声だけ…まあ、「自然が豊富」という点では当時と変わらないのだが、何だか寂しい。
教育は100年の計…学校の歴史や教育の効果はすぐには成り立たないものの、崩れる時は早い。難しいもんですなー。