行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

「ライトレール」のはしり、高岡万葉線

2009年07月10日 | 旅行記・まち歩き

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旅の最後は万葉線。時間があったので、乗りました!(写真上:万葉線・高岡駅前)

「万葉」の言葉は、この地で、大伴家持が越中国守であった頃、万葉集野歌を詠んだことにちなんでいる。開町400年どころか、1200年以上も遡る、高岡の原点ともいえる。(その頃、国府は海岸部の伏木に置かれていた)

この万葉線、第三セクター(以前は加越能鉄道が運営)では珍しく併用軌道線(道路を走る路線=いわゆる路面電車)と専用軌道を持つ路線。高岡駅前から伏木の工業地帯を抜けて、射水市の越の潟までの十数キロを40分程度で結ぶ。

富山市と同じく、「ライトレール」の名を確固たるものとした路線だが、赤字が下げ止まったことや、新潟トランシス製・超低層車両MLRV1000「アイトラム」は、グッドデザイン賞を受賞したことでも注目の路線だ。

僅かの区間だが、乗りました!乗り心地に特筆するところはないが、ヨーロッパ調の雰囲気は味わえる。(写真下:アイトラムの車内)良かったことは、雨が上がったこと?今回は断念したが、富山のライトレールもいつか試乗してみたいね!さあ、間もなく新潟に着きます。

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開町400年の高岡で、利長公を偲ぶ

2009年07月10日 | 旅行記・まち歩き

開町400年に沸く、高岡の旅…いや出張は全日程を無事終了した。

400年前、高岡の街に今の繁栄をもたらした加賀藩2代藩主・前田利長公。今回はその開祖でもある利長公の足跡を地元の学芸員の案内でたどった。いいところばかりだったんだけど、雨がかなり降っていたのが残念!

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越中・三大山城「守山城」は、あまり有名ではないものの、利長が最初に築いたお城。高岡の街を一望できるという要害の地であるが、これまた雲に覆われていて、その眺めは楽しめない。僅かばかり小矢部川の蛇行する様子が…この川も、きっと敵に攻め入る隙を与えないために、わざと蛇行させたのではにのかなー。ただこの山城、残念ながら文化財指定はされていないそうだ。(写真上:守山城から小矢部川を望む)

そのほかにも、利長公の墓所、菩提寺で国指定文化財を持つ瑞龍寺、守山城の後に築かれた高岡城などを見学。市民も利長公を慕い、大事にしていることがよく分かる。開町400年の各種イベントでは、「利長くん」なるキャラクターも登場する。

さてさて、仕事も終わって、これからどうする?せっかく高岡まで来たのだから、万葉線でも乗りますかー。

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高岡のホテルは、外とは別世界?

2009年07月10日 | 旅行記・まち歩き

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晴れていれば、富山湾や立山の素晴らしい眺望が楽しめただろうに…高岡の朝は、雨こそ落ちていないものの、低い雲が立ち込め、今にも泣きだしそうだ。風も強く、天気予報では山陰や東北の日本海では大雨に警戒するよう呼びかけている。

ホテルの中にいると、外の様子分からないからねー。すぐ隣の金沢では、午前2時の気温が31℃だとか。昨日日中も、会議室の中はエアコンが効いて寒いくらいだし、部屋の中も然り。あまりに静かなのも奇妙だ。これが文明的生活&重厚なホテルサービスなのか?反していえば、温室的ぬるま湯生活とも言え、人間としての機能を低下させるサービスではないのか。いずれにしてもエアコンの効きすぎは「エコ」には程遠い。

今日は昨日勉強したことについて、市内の史跡・遺跡を訪ねて、現地で研修予定。楽しみ?仕事ですから…ただ、雨が心配。午前6時、降り出しました。

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