旅の最後は万葉線。時間があったので、乗りました!(写真上:万葉線・高岡駅前)
「万葉」の言葉は、この地で、大伴家持が越中国守であった頃、万葉集野歌を詠んだことにちなんでいる。開町400年どころか、1200年以上も遡る、高岡の原点ともいえる。(その頃、国府は海岸部の伏木に置かれていた)
この万葉線、第三セクター(以前は加越能鉄道が運営)では珍しく併用軌道線(道路を走る路線=いわゆる路面電車)と専用軌道を持つ路線。高岡駅前から伏木の工業地帯を抜けて、射水市の越の潟までの十数キロを40分程度で結ぶ。
富山市と同じく、「ライトレール」の名を確固たるものとした路線だが、赤字が下げ止まったことや、新潟トランシス製・超低層車両MLRV1000「アイトラム」は、グッドデザイン賞を受賞したことでも注目の路線だ。
僅かの区間だが、乗りました!乗り心地に特筆するところはないが、ヨーロッパ調の雰囲気は味わえる。(写真下:アイトラムの車内)良かったことは、雨が上がったこと?今回は断念したが、富山のライトレールもいつか試乗してみたいね!さあ、間もなく新潟に着きます。