8月でんなー。今日も朝から暑かったけど、一日仕事だった。
以前にも紹介した古墳の続報。我が社がその後も調査を担当することになり、日曜だというのに、大学の先生やら専門家を集めて、指導検討委員会なる会議と現地調査が行われた。(写真上:調査が始まった「ひと籠山」古墳の全景)
前期古墳時代の貴重な遺跡。周辺にも遺跡が点在していることも調査でわかっているが、問題はお宝が出土するかどうか?一挙に掘ってしまえばいいのに…というのは、私を初めとした素人の考えで、これまた奥深いものがある。
古墳の全容を明らかにすること。特に円墳形容や規模、そのほか構築された段階、そして調査の目的や目標、出土品があった場合の取り扱い。先生方の話を聞けば聞くほど、古代の迷宮に迷い込み、ことの重大さと大変な作業が待っていることが伺える。(写真下:慎重に墳丘部の遺構を調査する委員会メンバー)
歴史や遺跡はロマンを駆り立てる。しかし、それを現代を生きる我々が発掘するとなると、それなりの責任が生じてくる。1600年もの眠りを覚ますことで、まるでインディージョーンズの失われたアークやクリスタル・スカルのようなことにもなりかねないからだ!