行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

今頃、ワールドカップの総括(最終回)

2010年08月12日 | スポーツ・スポーツ観戦

ワールドカップ南アフリカ大会、アフリカ大陸初の開催で、当初は治安の問題、スタジアムやフィールドの状態、宿泊先確保など、多くの問題が提起されてきた。一部、芝が柔らかいなどが指摘されたが、それほど大きな問題なかったんじゃないの?

ご承知のとおり長い間アパルトヘイトなる人種差別政策、その後の貧困の問題、失業率も高く、よって治安悪化。悪い図式があり、犯罪も多いことも確かなのだが、さればどうするって?大きな問題は私たちの「偏見」なんだと思う。

そんな国にこそワールドクラスのイベントを開催することで、大きな経済的な効果を供与できるだろうし、ワールドクラスの国や選手の持つ技術や考え方を普及・浸透させることができる。その効果をフルにもたらした大会だった。

「ブブゼラ」問題も、いい方向へいったのでは?南アフリカの持つサッカー観戦文化を認めた上で、聴衆は更に活気づき、賑やかさに花を添えた。むしろ新しいスタイルでは?以前日本リーグなどでは、客は入っているのに静か試合ばかりで、仕舞に母体企業がブランスバンドを入れてしまうこともあった。それよりは文化的でしょ、ブブゼラのほうがー。

日韓大会も思い出しますね。フーリガン対策に翻弄されて、チケット販売を複雑にしたばかりに、手違いでインターネット経由のチケットの販売が滞り、結局観客が入らない試合、新潟でもありました!日本らしいと言えば日本らしいが、それに比べても大成功といえるでしょ。

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