7勝7敗で千秋楽。給金直しと呼ばれる相撲は、かなりの高い確率があり、これまでも何らか土俵以外での力が及んでいたと思っていたのは私だけではないはず。
八百長疑惑で揺れる大相撲だが、果たして興行なのか、それともプロスポーツなのか、どう考えるかだと思う。
閉鎖された世界で、番付により厳しい上下関係があり、「谷町」と呼ばれる一部の潤沢な資金源で特権を持つファン層に支えられ、外に出れば「ごちゃんです!」と言うだけで許される・・・そりゃ感覚も麻痺しますよー。
ここ数年来の不祥事に加え、今回の問題でも「過去にはなかったこと」と前置きをしながら言い訳をする理事長。調査をすれば「携帯は壊れた」などという子どものような言い訳をする疑惑の力士。信じていたファンには、追い討ちとしか言いようがない。
「国技」だの「公益法人」だの言っているからなんでしょうねー。それから考えると、文科省や国、そしてファンである国民の責任も大きいのかもしれない。
春場所中止で、収入源が立たれた上、茶屋組合からも補償問題が浮上していてダブルパンチの相撲協会。再生なるかどうか?
(写真:連日トップニュースの大相撲八百長問題。携帯メールが事実解明のカギを握りそうだが・・・)