大震災から3日目、その被害は日を負うごとに甚大であることが明らかになっているが、まだまだ被災地の状況や行方不明者の安否は明らかになっていない。
そんな中、我が社でも交流のある岩手県の遠野市からの要請があり、災害救援物資の飲料水を載せたトラックが被災地に向け出発した。道路状況をはじめ、現地の詳しい情報はないままだが、一刻を争うとの判断からだ。安全を確保しながらも、無事に任務を終えてほしい。(写真上:救援物資の積み込みを終えたトラック)
週明け、経済活動が再開された日本は、首都圏を中心に混乱が続く。
原発が被害を受けたこと自体も心配なのだが、それに伴う電力不足による「計画停電」、そして停電を恐れてのあらゆる生活製品の買いだめが報道され、悪循環に陥っているように思える。
25%の電力消費を抑えると言う工面、日ごろの経済活動の中から生むことは難しいのかもしれないが、産官一帯となって取り組む姿勢や対策が見えてこないのも問題だ。決して電力会社だけが負う責任ではないような気がする。
いずれにしても冷静な判断と行動、そして最低限の生活活動を行いながら、被災地の復興を祈りたい。