中国三日目、無事に国際交流用務を終えて、ハルビンに向かう。
中国はどこに行っても活気ある反面、路上は実に騒々しい。スイカでは一晩中クラクションが鳴り止まず、悩まされた(本当は酒食らって寝ているのでそうでもない)が、交通ルールはあってないようなもの。
割り込みは当たり前。接触事故を覚悟することが何回かあったし、市街地では広い道路のどこを横断してもOK。ハルビンでも若い母親が、小さい子どもの手を引いて、道路の中央に位置し、横断の機会を狙っている。怖いのなんのって!(写真上:ハルビン市内の道路)
中国人の友人である馬さんに聞くと、「中国では、車両も歩行者も絶対割り込んでやると言う気概がなければダメ」なんだとか。ここ10数年で爆発的にクルマが増えたからね。「私が一番」という中国人の国民性もあるのかもしれない。
夕方、ハルビンから北京へ入る。大都会北京。近代発展を遂げる北京でも同じ光景が。10年前に来たと言う人の話では、「自転車はどこに行った?」との感想も。これまた恐ろしき中国の一面。北京は夕暮れの大渋滞でした。