「ワールドカップ」とうとサッカーだけではありません。ラグビーW杯ニュージーランド大会が開幕した(写真上:スコットランド対ルーマニア戦、Jスポーツ)。日本代表は、1987年の第1回大会から今回で7回連続出場している。本日、フランスとの初戦を迎える。
これまでの日本の戦績は振るわない。確か1勝だけ?やはり、本場の流れをくむ英国連邦の国々との差は大きい。体格差?アジアではトップだと言ってもねー、なかなか世界には通用しないという現実がある。
ただ、今回は世界ランク1位の開催国・ニュージーランドやフランスという強豪国と同じプールなのだが、トンガ、カナダはランクも拮抗しているので、初の予選プール2勝を目指すチャンスでもある!
ところで、このラグビー。サッカーから進化したと勘違いしている人が多い。サッカーはフットボールからルールを厳格化し、分離独立したスポーツ。ラグビーは伝統的なフットボールの流れを色濃く残すという点で、英国連邦ではサッカーよりも人気の高いところもあるそうだ。
荒々しく、男臭いスポーツであり、この大会も「世界最強を決める」などと、格闘技並みのキャッチフレーズが付く。それでいて審判の判定には従い、乱闘ということも少ない。野田首相ではないが、「試合が終わばノーサイド」の精神が脈々と生きているスポーツでもある。
日本代表の注目選手?マイケル・リーチでしょー。東海大学をリーグ戦トップに押し上げたばかりでなく、大学選手権での帝京大との死闘!大学日本一を逃したものの、トップリーグの東芝で日本選手権に挑む。
マイケル・リーチは、ニュージーランド人。故郷に錦?確か日本国籍は取れていないはずだが、22歳なのに日本代表キャップも多く、高校時代から日本に過ごしていることを考えれば、すでに日本人。真面目で、優等生だとのことだが、試合でボールを手にするとものすごい突進を見せるのだが、さてどうなりますかねー。
※ラグビーW杯は、Jスポーツで全試合放送。日テレ地上波でも、日本代表の4戦を放送する予定! (写真下:フランスとの第1戦でチェリーブロッサムズ・桜のエンブレムを付けたマイケル・リーチ(右)とジャパン司令塔SOのアレジ。負けましたが、とてもいい試合でした!)