9月1日が「防災の日」というのは知られるところで、全国で防災訓練が行われる。しかし、なんでこの日を防災の日としたのだろうか?ある災害が発生した日なのだが、あまり知られていませんよね?
昨日、地元で、新潟県と地元自治体の合同の防災訓練が開催された。自衛隊、警察、消防など関連機関、防災関連企業など約50団体が参加するという大々的なもの。あいにくの雨模様だが、互いの活動を紹介する機会となった(写真下)。
訓練?いや、イベントですよ!地元が主催とはいえ、防災をアピールする県のマスターベーション。地元の訓練になったかと言うと首をかしげてしまう。何でも、県知事(有事の際に本部長になる人)が来れないので、県が主催をとるのをやめたとか。これ、お役所以下の考え方じゃありません?
知事が来ない理由は定かではないが、県が東日本大震災や新潟福島の豪雨の対応中のため、規模を縮小して行うというのだが、そんな時に、さらに災害が起きたという想定には至らなかったのか?大々的な割に、その考え方と進め方に疑問だけが残る。
まず、仕切っていたのは、県の課長クラス。プログラムが、時間どおりに進むことを気にしていた。自衛隊のヘリは「天候不良」?で参加見合わせ(県の小型ヘリは来ていたのに?)。この程度の雨で参加見送りは、儀式でしかない証拠。消防が県の航空救難隊にヘリを要請したら、「準備ができていないので」との理由で、救助活動を10分遅らせた?何、それ?
極めつけは、その仕切っている本部席に、県の危機管理監どころか、防災局長すら顔を出さない。実質、県が仕切ることに文句は言わないが、有事のときに指令を出す人が本部を見に来ることすらせず、来賓席に座ったまま。どういうんでしょうね?
まあ、けが人役の岩ちゃんは、トリアージで重症患者としてヘリコプター乗れたしね。保久田取締役は、黒札(トリアージでカテゴリー0。死亡群または手遅れの傷病者を意味する)を貼られ、死亡届まで出されて、まあいい経験にはなりましたかね。
さて、ところで9月1日がなぜ防災の日なのか。昨日、会場でアナウンスを担当していたキャサリンちゃんに問いただしたところ首を傾げてえいたが、分かりました?