行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

岩手の「kenji」は、実は新潟生まれ

2013年09月09日 | 鉄道

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2020年、東京オリンピックはさておいて、秋が足早にやってきた感じしません?地元ではJRの秋のダイヤ改正も注目されているが、秋の行楽用臨時列車の運行も注目していきたい。

地元ではこの週末(7日、8日)、「米沢散策トレイン」なる臨時列車が新潟と米沢の間で運行。使用車両は、JR東日本盛岡支社所属の「kenji」なるジョイフルトレインが。年に一度二度は、米坂線にも珍しい車両が導入されるが、今回は特に注目。

というのも、この車両の前身はキハ58、キハ28という国鉄時代に活躍した急行用の気動車の改造車。しかも、改造を担当したのは新津車両所で、新潟地方で「サロンエクスプレスアルカディア」として運用されていたもの。つまり、今回は名前を変えて里帰り運行。

ジョイフルトレインの中でも最古参と言っていいものだが、kenjiには10年前、盛岡・花巻間で乗車している。そう、岩手県出身の宮沢賢治からその名が来ているんですねー。

今回も乗りたかった?迷いましたけど、朝仕事が入っていたためどうしてもその気になれず、近場で走行写真だけ撮らせてもらいました(写真上)。これでまた今シーズンも「青春18きっぷ」の使いかけを余すことになりそうだねー。

(写真下:「さんりくトレイン」として運用されていた「kenji」(2003年10月、盛岡駅で)、先頭部はハイデッカーの前面展望席となっている(東北本線・岩手飯岡~仙北町))

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