行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

地元の養老牧場で素敵な出会い

2015年12月04日 | 旅行記・まち歩き

もちろん、今回のIターン希望者には、地元の魅力も紹介しましたが、その中で私も初めての場所があった。「松原ステーブルス」という牧場がそれだ。
ここは競走馬が引退後、余生を過ごすための養老牧場。元調教師の松原正文さんが、競走馬の引退後の居場所づくりと動物とのふれあいの場所を提供したいと、地元の砂丘地に牧場を作った。現在10頭程度、サラブレッドや木曽馬、ポニーなどを飼育しており、予約すれば乗馬なども楽しめる。
この日は観光協会の方が予約・同行してくれて、お客様も乗馬を体験(20分2,000円)。寒い日だったけど、そりゃ都会の方は喜びますわ。私もできれば乗ってみたかったけどー。

ところで、今回お客様を乗せてくれた「ホシオー」という馬、サラブレッドの牡、栗毛19歳(人間の年齢だと60歳くらいだそうです。)は、中央競馬デビューで4勝、その後地方競馬でも活躍し、2億円の賞金を稼ぎ出した馬なんです。
松原さんが手塩に掛けて調教し、中央では武豊が騎乗し勝ったこともある。そりゃ、思い入れの深い馬なんでしょうね。「お肉にされちゃ可哀想」と松原さんの人柄が伝わってくる言葉も。
地元の自然を活かして、人が輝く松原牧場。また、お客様が見えた時には、ぜひ案内したい場所になった。
(写真上:松原牧場近くの林間コースで乗馬が楽しめる。写真下:厩舎脇の馬場で少し練習してから体験乗馬になります。)

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