行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

アパホテルは究極のエコホテルだった

2015年12月28日 | 旅行記・まち歩き
今回の東京出張で使ったホテルは「アパホテル」。各地にチェーン展開するホテルだが、都内でも都心や駅前に、「これでもか!」と進出し、その勢いが止まらない。
食わず嫌いには「安かろう、不味かろう」というイメージもあったが、今回、長期泊の予約が可能であり、アクセスが良いこともあって使うことになった。

当初、狭さを感じた。スーツケースなどを持ち込むと、広げる場所がない。(10月27日、11月4日記事参照)ところが、これを含め各所でアパの目指す究極のエコシステムが存在することを知り、感心する。
部屋の狭さは冷暖房の無駄をなくすため。空調は一括管理。私の泊まったホテルは廊下には外壁がなく外に面していて、空調は関係なし。ロビーなどと呼べるスペースはない。風呂も小さいが、こちらも水の無駄遣いをなくすため。もちろん自動水栓で一定量で給水は止まるシステムだ。
その分、140センチ幅のベッドをはじめ、大型の液晶テレビ、湿度調整付の空気清浄機などの設備が充実している。歯ブラシやカミソリのアメニティはシティホテル以上のものである。
朝刊はエレベータホールに置かれ、チェックインも機械で行い、チェックアウトはカードをボックスに入れるだけ。省力化はサービスと裏腹ではあるが、寝に帰るだけのビジネスユースには特に必要としないサービスや設備も多いですからねー。

「連泊で、エコにご協力のお客様に!」と、サービスで社長の顔写真入りのミネラルウォーターが遅く帰るとテーブルの上に置かれている。ここまで顔を出す?ここは考えもんですかねー、ありがたくいただきましたが。
なお、連泊や法人契約であっても週末は、シティホテル並みの料金になるので、ご注意ください!
(写真下:シングルでも140センチ幅の広さのベッド。オリジナル設計の卵形浴槽。大型液晶テレビ&空気清浄機。そして、連泊者にサービスされるミネラルウォーターなど、アパホテルのエコシステム。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする