行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

「庄内Syu*Kura」を追いかけ、そして乗車しました

2018年11月19日 | 鉄道
ようやく10月までたどり着いた。



10月の三連休はゆっくりしようと思っていた。何気なく線路際の道路をクルマで走った時に、妙な列車が近づいてくる。すぐに「Syu*Kura」と分かったが、なぜ?臨時列車?早速、列車の進行方向の下り方面にクルマを走らせ撮り鉄(写真上)。
調べてみると、来年企画されている「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン」のプレイベント用に、三連休中だけ羽越線に導入。「庄内Syu*Kura」として、新潟と鶴岡の間を一往復している。
三連休の初日に目撃し、中日の日曜日、連休最終日の月曜日とインターネット予約を試みるが満席。前日になって月曜日の往路1席だけの空きを確保。通路側だけど、サロンスペースにいればいいことだから、切符の確保さえすればどうにかなること。

何といってもジャズを聴きながらお酒が飲めるジョイフルトレイン。笹川流れの風光明媚な景色やキハ40のディーゼル音も相まって、私にとっては、たまらないイベント列車が地元を駆け抜けるんだから乗らないわけにはいかない。この日も庄内地方のお酒3銘柄が利き酒として振舞われたし、目的地の鶴岡では、お米をもらったりしてサービスたっぷり。また走ってくれませんかねー。



ところで、同路線を走っている「きらきらうえつ」だが、車両の老朽化により来年9月の引退、廃車が発表された。485系も「NO.DO.KA」の引退・廃車に続き、新潟支社最後の編成と言っていい「きらきら」も引退(廃車時期は未定)。ついに終焉の時が来たようですね。
後継は「海里(かいり)」という名前の列車で、新造のE300系ハイブリッドディーゼル車を投入し、来年10月の「デスティネーションキャンペーン」にデビューするとか。
JRでは「海里の運航をきっかけに、地域の皆様と共に地域全体の活性化と地方創生に取り組む」としているが、こんなところにも「地方創生」とは気に入りませんねー。新しければいいというものではない。ブルートレインや485系を走らせた方が、何かに注目度上がると思いますよ。



コメント
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