今回の宮崎も、ちゃんとお仕事してきたんですよ!
ここでも何回か紹介している「子ども農山漁村交流プロジェクト(子プロ)」のセミナーに今年も講師として呼ばれ、地元の取り組みを発表する機会をいただいた。どこの地域にも、子どもの体験活動推進に熱心な方々が多く頼もしい限りである。
今回は少し参加者が少ないと聞いていたが、狭い会場ながらギッチギチに多くの参加者が集う。ただ、総務省、内閣官房、農林水産省と国の方々も来るということで、県関係の職員の方が多かった?もしかして動員された?確かに、発表を終えた後、休憩時間にかなりの人数が消えたなー。
まあ、お忙しいのだろうから仕方ないが、地方自治体の教育関係者や役所の方々が少ないのは気になる。教育的効果というよりも、子どもたちの経験を創出し社会性を育てるということは、今の殺伐とした子どもたちを取り巻く環境の改善にも寄与するものだと思うのだが。
この点、地方自治体で、特に田舎の町では特に関係ないようにも思えるのかもしれないし、財政的に厳しいということもあるだろう。しかし、田舎こそ子供の数が急激に減っており、子どもたちに社会性を育む取り組みは重要で、急務な課題であるといっていい。
そんな思いを再認識できたのは、基調講演に立った國學院大學の杉田洋先生とご一緒できたから。
杉田先生には、私が現役で教育の仕事に携わっていた頃、一度だけ地元の研究授業でご指導をいただいたことがあった。もう10年も前のことになりますかねー。
文科省の視学官で、学校で行われる特別活動(学級会や運動会、遠足など)の専門家で、現在も大学で先制を目指す学生の前に立っておられる。お話しにも迫力と説得力がありますし、変わらずお元気で活躍中ともこと。
ただ、私のことどころか、新潟に来たことも記憶にないそうで、ガックリ。お会いできるだけでなく、一緒にセミナー講師をさせていただける光栄ををどれだけ楽しみにしてきたことか。
まあ、先生のお話しだけでも又聞きたいとは思いますがね、勉強のために!
私は、来週、滋賀・大津で開催される研修会で、再び講師を務めさせていただきます!
(写真下:熱弁を振るわれる國學院大學・杉田洋教授と、当日のプログラム)