滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所(JIAM)の講師として登場するのは、今回で3回目。昨年に続きお声がけいただいた。
話ができるのは、10年来の変りもしない子ども農山漁村の体験活動について。そう、先に書き込んだばかりの宮崎でのテーマとほぼほぼ同じもの。
宮崎の時もそうだったが、平日開催ということもあって本業の仕事そっちのけで参加している。会社にはご理解をいただき感謝だが、これも立派なCSR活動。まあ、会社のことも少しは触れていますんで!
参加者は、自治体や協議会などの宿泊体験学習の子どもたちを受け入れている側のほか、教育関係者もちらほら。ただ、宮崎の時と同様、参加者が少なくなっていることが残念。
んー、我が地元でもそうなのだが、子どもを自身の家に宿泊させるという受け入れ側が少し疲れてきている?当時(10年前)は熱心だった方々も、少し年を重ねてしまい、それを継続させる力がなかなか出てこないという感じでしょうか?
様々な問題を抱える子ども、そして揺れ動く社会情勢を考えると、子どもたちに社会性を身に着けてもらい、少しでも経験値を向上させるために、どんな取り組みが有効なのかと考えてしまう。
少子化が進む一方で、このままだと税負担や社会保障維持のためには、かなり厳しい場面が近い将来訪れることは必至で、将来を担う子どもたちには勝ち組・負け組などという社会構成を打破してもらわなければならない。自分の得意技を思う存分発揮できるような社会にしてほしい。
参加者が少ないとはいえ、この日集まった人は、この研修所に泊りがけで勉強に来ている方々で、熱心な方の集まりでもある。ぜひとも、思いを高く持っていただき、子どもたちにより良い経験を提供できるようにエールを送りたい。
来年もありますかね?この研修会。担当の方に聞くと、参加者が少ないということもあるのか、少し危ういところにあるそうだ。
次の手を考えていただいてればいいのですが、文科省さん!今回の教育改革には秘策が盛り込まれているとは思えないのですがねー。