行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

高知・室戸の廃校水族館と名物丼

2019年12月14日 | 旅行記・まち歩き
続けて高知ネタを書き込む。



今回は、高知県東部の中心都市となる安芸市での研修会に参加するということから、滞在最終日には安芸に宿泊。翌日は帰路に就く行程だが、せっかくだからと案内いただき、室戸方面に足を運んだ。(写真上:室戸岬の上にある展望台からの風景)
奈半利、北川村までは行ったことがあったが、室戸は初めて。高知県の東端で、台風の通り道、遠洋漁業の町として知られるところだ。

ただ、ここでも人口減少は激しい。高知市を中心とした中央部はともかく、西も東も過疎化が大きな課題となっている。
そんな中で、話題となっているのが「廃校水族館」。児童が減少したことにより廃校になった学校施設を活用して、水族館にリニューアルした。
漁業の町らしく、網にかかった魚を水族館で飼育し、町の活性化に利用したことで、いま全国的にも注目を集めている。念願の施設を訪れることができた。

町おこしとしてのアイディアを評価する一方で、水族館としての学術的な部分に物足りなさを感じるなど、賛否があるということを地元の人は言っていたが、私に立派な展示施設に思えましたがねー。十分楽しめました!



そしてここでもグルメをいただきました。
料亭「花月」は、室戸の港に近い老舗料亭。遠洋漁業が好調だったころ、船が帰ると毎晩宴会が開かれていたとか。いまは広い座敷で開かれる宴席も少なく、予約制の食事を提供している。

遠洋・近海に関わらず魚を使った名物料理は今でも食すことができるが、室戸の町を挙げて取り組むのが「室戸キンメ丼」。特に、花月の者は海鮮丼とともに人気が高いという。

私は欲張りなため、「海鮮丼」をいただくことにしたが、これまた豪華、新鮮、てんこ盛り!
このクオリティの海鮮丼は初めての経験。これぞ地元ならではごちそうと言える。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする