行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

下りの「海里」に乗って「庄内弁」をゲットした

2020年01月23日 | 鉄道


二回目の「海里」(前回、初めて乗車のものは2019年11月27日の記事参照)。今回は、上りの切符が取れたので、特急・いなほで鶴岡へ。鶴岡での昼食の後酒田まで北上してから、新潟行に乗車した。
早い時に予約出来たこともあって、今回は事前に予約し、車内で受け取るスタイルの弁当を購入できたので、その報告をさせていただく。

「海里」には、ダイニングカーが併設されていて、車内で新潟・庄内の食材を用いた料理を、下りは新潟市内の老舗料理店「行形亭(いきなりや)」や「鍋茶屋」が、上りは奥田シェフの「アルケッチャーノ」監修で提供されるというのが売り物。ただ、企画切符で首都圏向けの旅行商品として売り出され、枚数も少ないことから、なかなか手に入れることは難しい。
加えて、冬期間は閑散期ということなのか、ダイニングカーは閉鎖中。中を見学することすらできない。席だけでも発売すればいいのにね?

それでも、予約制の弁当もなかなか魅力的なものがある。
下りは、新潟「加島屋」の「加島屋御膳」、上りは鶴岡「彩鶴」の「庄内弁」。今回の事前予約で「庄内弁」をゲットできた(写真:庄内弁)。



この庄内弁は、鶴岡駅の目の前、「FOODEVER」に店を構える「彩鶴」の謹製。料理長は土岐正富氏で、食の都庄内親善大使で、数々の賞を受賞した料理人。それこそ、アルケッチャーノの奥田シェフとは庄内の優れた食材を操る料理人の双頭。
確かに新潟から庄内にかけて、日本海の海の幸や地の野菜、村上牛や三元豚、郷土色溢れる食材がそろっていますからねー。

庄内弁にも、「めじか鮭」と「だだちゃ豆」で「つや姫(山形のお米のブランド)」を巻いたものがメインとして使われていて、これが美味しくないわけがない!「めっこい巻き」と言われるものだそうです。
ほかにも庄内満載の弁当です。お値段2,000円。メニューも載せておきますので、どうぞ味わってご覧ください(写真下)。

ただ、海里の売店は物足りないですね。つまみ系が少ない。もちろん、事前予約をしなかった客、なかなか取れない切符を直前で手に入れた客は、弁当にはありつけない。沿線で駅弁を販売するのは始発終着の新潟駅だけですからね。
スピード化により車内販売なども年々縮小傾向にある中、ジョイフルトレインだけはスピードではなくて、サービスに特化するものであってほしいですよねー。



コメント
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