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高木美帆、五輪の「メダル女王」の名を手にした金メダル

2022年02月19日 | スポーツ・スポーツ観戦
所詮、お論ピックはお祭りみたいなものとかいいながら、北京オリンピックの放送はところどころはつまみ食いをしているし、地元出身のスキー選手いることもあって、気になるところは気になる。
平野歩夢選手(ハープパイプ)、金メダルおめでとう!悲願の金を獲得した。須貝龍選手(スキークロス)、タイムトライアルで3位も、準決勝に進めず残念だったけど、とても爽やかな滑りを見せてくれた。

ただ、そんな中、首をひねってしまうことも。ドーピング疑惑が持ち上がった女子フィギアスケート・ワリエワ(ROC=ロシアオリンピック委員会)、陽性反応が出ているのに出場?
金メダル候補の筆頭だった彼女はどんな気持ちで演技に臨んだことかと考えると切ない。IOC等とロシア反ド―イング機関のやり取りはどうなっているのか?オリンピックの泥試合か!

ワールドカップ歴代最多勝の高梨沙羅は、どうしても金に手が届かない。だけでなく、スキージャンプ混合団体で大ジャンプを飛んだ後の抜き打ち検査により「スーツの規定違反」で失格。
規定は規定として受け入れざるを得ないが、ここでも判定員の対応等を問題視する声もあることも確か。「平和の祭典」には程遠い、後味の悪いところばかりが気になってしまう。IOCはしっかりしてほしい。



日本選手でいうと、スピードスケートの高木美帆。今回の本題は彼女。日本人選手の中で、羽生結弦とともに、金メダリスト候補の筆頭に挙げられていた。
前回の平昌オリンピックでは、団体パシュートでこそ金メダルを獲得したが、個人種目では「金」が取れない。世界記録を保持し、最も得意とする1500m、北京の舞台でも期待が高まったが、ライバルのオランダ選手に届かず銀。
次の500mでも銀。その後行われたパシュートでは、平昌で金をとっていることもあって、せめてこの種目で金メダルを取ってほしいと思っていたが、姉の高木菜那がゴール寸前で転倒、やはり銀となる。

ジャンプの高梨同様、世界選手権・ワールドカップでは記録を打ち立てるほどなのに、どうしてもオリンピックという舞台には縁がないのではとの見方が漂ってくる。一般的にはですよ。
1500m、そしてパシュートの試合後、テレビに映し出される彼女の悲壮感あふれる顔つき。日本のスピードスケート界を背負い、日本中の期待を背負いながら、どうしてもその期待に応えられずに茫然としているように見える。
ご承知のとおり、最後の1000mで金メダル。五輪新記録。小平奈緒(平昌五輪・500m)、姉・菜那(平昌五輪・マススタート)に続く冬季五輪個人種目での金。しかも、今大会では4つのメダル獲得で、これは日本選手では男女通じて初。平昌と合わせて7つのメダルを取っていることを考えると、五輪のメダル女王と言っていい。(写真:テレビ各社の報道から拝借)



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