行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

県外からの移住者によって「KITAMAE」に運び込まれた

2022年08月30日 | 旅行記・まち歩き


このところ職場の女性陣と近場のショップやカフェなどを巡る機会が増えている。なんかプラプラしているみたいだけど、列記としたこれも仕事の一環だ。
気になる店構え、ちょっと変な品揃え、あまり見たことのない映えるスイーツなど、あまりジャンルは問わないのであるが、「面白い!」を探して当てのないプチ旅行でもある。
そんな中で、新潟市にある「KITAMAE(きたまえ)」に立ち寄ることができた。新潟産にこだわったショップで、私たち新潟県民になじみのある土産品のほか、その地域に住む地元の人じゃないとなかなか分からないレアな品まで取り揃えるという、地域色を前面に打ち出した店だ。



KITAMAEは新潟市街地にある「DEKKY(デッキー)401」という複合商業施設。スーパーマーケットや映画館、フードコートなどがあり、新潟の方なら「トイザらス」があるのでご存じ方も多いだろう。
その施設の2階にKITAMAEはテナントとして入る。2階の半分は屋上駐車場になっており、クルマを停めて2階からの入り口から昼とすぐの場所なので、好立地かもしれない。
この店は「新潟直販計画」というこれまでサイトで販売していたものが、昨年9月、初めて実店舗を設けたということで話題になっていたそうだが、私は知らなかった。多分、それまでにもデッキーには出入りしていたはずなのに。



お土産品にはお菓子、海産物、お米、生鮮品などの食料品あり、お酒あり、燕・三条の金属製品や雑貨・アクセサリーなど、新潟自慢の品々が並んでいるが、中には聞いたことのない地域限定の銘柄もある。
上越市の「笹団子パン」、十日町市の「焼きかりんとう」、糸魚川市の「ノムリン(贅沢たまごプリン=パウチタイプの飲むプリン?)」など、まあ私の住んでるところからはかなりの距離がある町なので、知らないことも多いんだな!
何と、私が佐渡から自慢げに買って帰る土産品なども豊富に取り揃えているので、ここに来ると佐渡に行ってきたというプレミア感は全く否定されることになってしまう。



店内はイートインのスペースもしっかり確保されている。新潟米を使ったおにぎりや食材を使った総菜・弁当、また長岡市の「ガンジー牛乳」を使用したアイスなどを提供するカフェスペースもあった。
とにかく普通の土産品だけでなく、新潟を知り尽くし、アンテナを磨いて地域に入ったバイヤーが、お気に入りの品や地域に愛され続けている品を厳選して取り寄せているに違いない。
実はこの新潟直販計画(以前は「直送計画」)は、「クーネルワーク」という会社が運営するが、設立僅か10年の会社(2016年、直送計画とクフー(web制作会社)が合併)で、県外出身のフリーランスが始めたそうだ。県外からの移住者だからその魅力に気づき、発信しようと考えたのだろうな。


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