7月の末、さいたま出張。
新型コロナの感染が再び拡大する中、普段、県外出張だと社有車を利用するのだが、時間の都合上、新幹線での移動。振り返ると、新幹線に乗るのは2月以来5か月ぶり。
既に2月の時点でもガラガラの状態だったが、これまたひどい。列車内も新潟駅、大宮駅も、新幹線ホームは閑散としている。
普段なら夏休み期間に入っているのに、子どもたちどころか、旅行者と言った人さえ見かけない。みんな、仕方なく移動手段として乗車しているという感じだ。
JR東日本も、SNSなどで、新幹線の車内の換気は数分でできる!消毒の徹底をしている!等の情報発信をしているが、移動手段として使う車両というよりは、むしろ人と人との接触が問題。
まあ、この状態だと接触という接触は、同乗した我が社の社員同士でしか発生しない。改札を出てからの市中が問題なので、食事なしの日帰り出張とした。
それでも、出張先が大分となると飛行機を使わざるを得ない。しかも、九州は博多を中心に感染要注意地域。
出張自体迷ったものの、九州の中でも大分は最も感染者が少ないことあって、慎重な感染防止対策を施して旅立つことになる。航空機による移動は、昨年12月以来だから、8か月ぶり。
新潟・伊丹、伊丹・大分は、国内路線の中でもローカル路線と言えるかもしれない。だが、夏休み期間、三連休、帰省シーズン中というのに、往復4便の搭乗率というと20%までいっていないだろう。
乗り継ぎ地である、伊丹空港は国内有数のターミナル空港のはず。普段なら人をかき分け進まなければならない通路も、新設されたゲート内の飲食・売店なども、ガラガラ(写真上)。
やはり、航空会社も感染防止対策を心掛けて、機内やターミナルの消毒・換気はもちろん、機内サービスにも細心の注意を払っていることは見て取れる。
キャビンアテンダントのマスク・手袋は少々残念な気もするが、それは致し方ないか!
新幹線も飛行機も、乗って初めて分かるのだが、まず乗客が極端に少ない。つまり、図らずもソーシャルディスタンスが保たれている。
感染防止対策は、宿泊施設も含め、慎重に慎重を重ねて対応されている。感染の脅威どころか、心配をする余地もないという感がある。
先に記したように、問題は人との接触。少し世知辛いような場面も想像できるが、飲食を伴う接触(マスク外しますからねー)、家庭内・職場内というのが一番油断を生む場面になるのではないだろうか?
九州帰りの私は、孫との接触を避けるように言われている。しばらく寂しい日が続く。仕方ない。賢明な判断だが、我が家に限らず家庭内は気を付けて!
上の写真は、空港のカウンターで預けた荷物に付けられていたタグだ。往路分を取らないでいたら、復路の分と二枚添えられることに。
手作り感満載。それぞれ、新潟空港と大分空港の航空会社のスタッフからのメッセージ。コロナとの記載はないものの、「不安な日が続きますがお客様に笑顔で過ごせるように」、「難しい時期ですが、お元気で」とある。
CAに聞くと、航空便は今なお欠航・減便、小型機への機種変更が行われていて、航空会社社員は勤務を調整し、自宅待機なども続けられているという。そんな時間を使って、手作りされたものだろうか。
「お元気で!笑顔で!」、逆に辛い思いをしている交通関係の仕事をされている人たちにも、送りたい言葉である。
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