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佐渡味紀行(その17)、知る人ぞ知る隠れた名店が、今や観光客の行列店に!

2022年07月29日 | 食(グルメ・地酒・名物)
出張で佐渡ということになると、なかなか自分勝手に美味しい店をチョイスできないのであるが、佐渡通の自分なりに今回もマニアックな店を訪問したので紹介する。
マニアック?といっても、佐渡の人に親しまれてきた店。知る人ぞ知るといった隠れた名店と言われるものが、ここに来てにわかに観光客も目を付けてきている店だ。
近年、佐渡への移住者が次々と新感覚の店をオープンさせて注目を集めている中、今回紹介する2店は佐渡在住の方が頑張って切り盛りを続けてながら、じわじわと人気を勝ち取った店と言ってもいいだろう。




とにかく、いまや佐渡で1・2を争う人気店!やきとりの「金福」は、相川の狭いメインストリートの奥の、そのまた奥の狭い路地にあり、夕方になるとたまらないいい香りが相川の町を包み込む。
孫を連れてはなかなか来れない場所。しかも、開店直後から行列ができることもしばしばというので、今回出張で佐渡へ訪れた機会に、知人に頼んで席を確保してもらい入店することができた。
上の写真のとおり、名店はその店構えにあらず!ってところ?やきとりはふっくらとしていて柔らかい。もちろん大きいので食べ応えもあるし、それほど甘くないたれで仕上げられているためしつこくなく、いくらでも口の中に入っていく。もちろんお酒も進む。
知人に席を取ってもらって10数分遅れの入店だったため勘弁してもらったが、この店、実は予約は一切受け付けていない。かの「桜坂」のイケメン俳優で歌手のF山さんが貸し切りを申し出たが、店主はきっぱりとお断ったという逸話がある店。さあ、並ぶしかない!




もう一店は、「食事処みなと」。こちらは民宿もやっていて、「旅荘みなと」が火付け役になり、食事処としても観光客の目的地にもなっている店だ。
場所がマニアック?佐渡は山地に挟まれた中央平野部が栄えているが、ここは北半分の大佐渡にあって、しかも日本海に向いた外海府と言われる高千という集落ところにある。両津港からだと50キロ、1時間以上かかる場所だ。
なぜ人気かというと、上の写真の料理を見てもらえばお分かりのとおり、とにかく品数が多い。写真は「刺身定食(1,600円)」だが、プラスここに焼き魚が付く。小鉢がいくつもついて、まるで宿泊客用の夕食のようだ。
仕事で滞在する人や釣り客といった宿泊客の「料理が凄い!」との声が徐々に広まり人気店に。朝食も凄いらしい。この日のランチも県外ナンバーのクルマ・バイクの客で賑わっていた。


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