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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

再訪、松原ステーブルスで「ホシオー」に再会

2021年08月22日 | 旅行記・まち歩き


こちらは「松原ステーブルス」さん。2015年12月4日の記事で紹介しているが、競走馬などの養老牧場。
本来、役目を終えた馬たちは殺処分されることがほとんどだが、ここは馬たちが余生を送るために開設された牧場。「一頭でも多くの馬の命をつなぎたい」と、2005年、場長の松原正文さんがこの牧場を地元に開設した。
サラブレッドだけでなく、ポニーや木曽馬など様々な種類の馬、十数頭が飼育されていて、馬たちはイベントや乗馬体験、子どもたちとの触れ合い授業や介護施設への慰問など大活躍している。



客人をご案内し、この日も乗馬体験。牧場の外周に整えられた周遊コースを一回り。自然に囲まれたダートコースの入り口には休憩施設として東屋などもあり、のんびり馬を見ながら気持ちをいやすことができる。キャンプもOKだとか。
元騎手で調教師であった場長の松原さん、前回は直接馬を引いてくれたものの、あまり口数が多い方ではなく、むしろ寡黙。焼けたお顔に、鋭い目が印象的で、少し近寄りがたいところがあった。
しかし今回、こちらから声を掛けてると、競走馬が現役引退した後の話から、ホースセラピーの話などまで、饒舌に話を聞かせてくれる。鋭い目は輝く目に変化していました。この方の話こそ貴重なものだと思う。(写真下:客人に話をしてくれる松原さん(中央)と、2015年12月自ら馬を引いてくれる松原さん)



さて、以前紹介した「ホシオー」はどうしてる?そう、2015年、やはり客人をのせてくれた馬で、武豊も騎乗したことがあり、地方へ移ってから輝かしい成績を残してきた栗毛のサラブレッドだ。
すでに25歳、人間の年齢にすると70歳超え。相当なお爺ちゃん馬ということになるが、松原さんにとっても思い入れも深く、この牧場の生みの親であり主でもあるはず。
薄暗い厩舎に入って探す。ズーっと探す。いました!一番奥に。さすがボスですね。今はお客様の相手をすることは少なくなっているようですが、放牧の時は元気な姿を見せてくれているというので一安心!元気で牧場を盛り上げてね。


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