行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

仙台の夜、大きな「なまはげ」が出現する店

2021年12月12日 | 食(グルメ・地酒・名物)


一応セミナーのお手伝いという出張を終え、新潟からの応援部隊と東北支店の関係者だけで慰労会。仙台の夜の街に繰り出すことになった。
私は全く関与していないが、「どんな店がいい?」との事前相談がなされていたようで、新潟からのメンバーで一番若手のKくんのリクエストは秋田・なまはげの店。「仙台なのになまはげ?」なぜその店をチョイスしたのだろう。
まあ、秋田はお酒も美味いし、お魚などの食材も豊富。おまけにこの店の売りとしては、日に二回「なまはげ」が店を訪れるという。まあ、なまはげショーが見れるというから、東北を満喫するという大きな括りとしては許容範囲かー。

店は、仙台一の繁華街一番町、広瀬通りから少し入ったビルにある「AKITA DINING なまはげ 仙台店」。店内は古民家風の内装(古民家を移築)、座敷、カウンター、「かまくら」の半個室などバリエーション豊富だ。
メニューは、秋田料理に特化していて、きりたんぽ鍋、稲庭うどん、比内地鶏やしょっつるを使った料理、いぶりがっこなど、まさに秋田のオンパレード。ババヘラアイスや横手焼きそば、本荘ハムフライなどのB級グルメまで取り揃えている。



ただ、調べてみるとこの店、フランチャイズは募集しているようだが、現在のところ、ここ仙台と東京・銀座に店があるだけ。秋田には店舗は存在しない。
創業当時(2002年)、本社は東京。二年後に銀座店をオープンしているが、仙台店をオープンした後、本社を秋田市に移転したとのことである。この会社が「株式会社なまはげ」という。
どうやら、日本青年会議所秋田協議会のイベントがきっかけで、「秋田の真価探求」、秋田の素晴らしい素材を活性化に活かしたいと、秋田県にゆかりのある有志が出資して立ち上げた会社らしい。「有言実行」みたいなところでしょうか。

そんなことを考えていると、店内に大きな音が鳴り響き、いよいよなまはげが登場。大きな体格をしたなまはげで、秋田弁で「仕事をしたくないといっている奴は、どごだー!」自分がターゲットになっている?
それでも、隠し持ってきた日本酒を全員に振る舞う。料理も雰囲気も秋田!本物ののなまはげの巧みな話術。実にサービス精神旺盛な店に、一同大満足でした。
帰りにレジ横で立っていた店長さん、実に大きな体格をしていたけど、こちらは優しい声で、「また来てけろ」っとニッコリ。これまたプロ意識が備わった素敵な笑顔でした。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ICTセミナーで「成瀬ダム... | トップ | 「仙台」の地名の由縁を持つ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

食(グルメ・地酒・名物)」カテゴリの最新記事