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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

ICTセミナーで「成瀬ダム」の事前情報を入手

2021年12月10日 | 仕事(教育活動・いちご・建設・選挙含む)


仙台出張。建設技術者のためのICTセミナー「実務者に役立つインフラDXの現状と展望」という勉強会に参加。
といっても、私は建設技術者でもなく、実務者でもない。先進技術を紹介する高度な内容に、戸惑いというよりもちんぷんかんぷん。
まあ、実際は会場設営や記録のためにのお手伝い要員という立場なので、焦りもないのだが。

「地盤情報データベース」、「GISの利用」、「リモートセンシング技術」、「BIM/CIMの原則化」などなどの講演。
一応建設業のお手伝いをしていることから、言葉だけは聞いたことはあるが、今回のセミナーは自分には厳しい。
そんな中で、最後に「施工DXとしての自動化施工」というお話。タイトルだけでは、これもなかなか受け入れがたいもの。

事前の情報から、秋田県と岩手県の県境で建設中の「成瀬ダム」の工事現場での事例を紹介するとの情報を得る。おー!ここでダムの話が聞けるとは。
成瀬ダムは、台形CSGダムとしては日本最大級のもの。CSGとはあまり聞きなれない工法で色々調べることになる。
CSGとは、砂礫と水とセメントを混ぜたものを台形に積み上げて、堤体のコア部分を積み上げていくもの。日本で開発された新しい工法のようだ。

詳しくは、いずれ紹介できればと思うのだが、ここでの工事現場では自動化が図られるというのが、今回の講演での紹介事例。
i-Conを駆使した自動化もさることながら、現場や現場周辺で得られる材料を堤体に使用すること、簡易な設備や機械をを揃え、現場自体がちょっとした工場化が図られていることが注目されている。
さらに施工を担当する鹿島JVでは、現場事務所に体感・学習施設や展望デッキがあるという。事前情報をいただく機会をいただいたので、さて、工事中も一度お邪魔したくなった。


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