LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

革細工・・・

2020年04月23日 04時36分31秒 | 文房具
ここのところ起床時間がウランの排泄介護で不規則になり、早い時間だと午前3時に起こされています。
親の介護の時には共倒れになる可能性が大きいので、見極めた時点で施設介護にお願いした経緯がありますが、子犬の時から飼養しているので、ラブラドル犬3頭は最後までかかわろうと♂2頭は無事に見送り、15歳の♀のウランが最後になりました。

介護をしているとだんだんと下肢から弱くなり、咀嚼が難しくなると、1週間持たないのが経験で判断できるようになりました。
最初に介護をしたアトムの時は、褥瘡が出来てしまい、4カ月ほどフローリングの上にシュラフで添い寝をして息を引き取るまでの見送りをしました。

そんなこんながあり、机に向かっていても頭がボーっとしていて新しい事を学習しようとしても、頭に入りません。
物置にある母親・丈母・配偶者の3台のミシンも修理したので、手作りのマスクでも作製しようかと思いましたが、指を縫ってしまいそうなので諦めました。

終活の為に引き出しを整理していたら、以前に購入したヌメ革が出てきました。
ちょうど高校生の時から使用している計算尺の箱がボロボロになっていたので、革細工のケースを作ってみようかと思いました。

30年以上も前にピッケルのプロテクターを作製した時に使用した蠟引きの糸と革縫製用の針も出てきました。
ついでに、小学生の時に使用していた算盤の布ケースもボロボロなのでついでに作ることにしました・・・

計算尺は化学工学用と無線工学用の2本、算盤は23桁でした。
どれも、今では誰も見向きもしないようなアナログ時代の産業遺産のようなものですが、私にとっては専門の勉強してきた時には欠かせない道具でした。
特に計算尺は化学工学の時も無線工学の時も「数字の甘さ」とか「桁数の意味」を教えてくれました。
勉強はしたけれども、実際の仕事には何の役にも立ちませんでした・・・

実物の計算尺から型紙を作り、ヌメ革の厚みを含めて作ってみたらなんと、ピッタリのサイズでした。
これから何年使用するか判りませんが、上手く出来たのでホームセンターでミンクオイルを購入してきて、ヌメ革に擦り込んでみたら、ド素人が一日で作製したには思えない出来栄えでした・・・

趣味の一つに革細工を加えて見ようかと考えあぐねています・・・







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