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日々好日

さて今日のニュースは

APEC

2007-09-09 11:13:59 | Weblog
シドニーで開催されているアジア太平洋経済協力会議では、ブッシュ大統領。  プーチン大統領。胡錦濤主席。豪ハワード首相等世界をリードする巨頭が勢揃いして最大のテーマ地球温暖化対策について話し合いが行われた。
それぞれの国情が優先され合意は大変困難視されていたが
エネルギー効率2030年までに2005比で25%以上改善等のシドニー宣言を
採択した。これは来年日本で行われるサミットでどう生かされるか?日本の力量が
試されると思います。しかし今の安倍政権ではそれまで保てるか心配です。
会議はこの後地域経済統合問題等を議論して首脳宣言を採択して閉幕の予定とか。
併せて行われた各首脳との会談、これが大変気になる。
日ロ会談での北方領土問題の解決と平和条約締結。ロシア東シベリア開発での日本の協力等々・・。何と云ってても少しきしみが出てきた日米首脳会談です。
拉致問題を抱え北朝鮮対策に苦悶する日本、国情から核の無能化を急ぎテロ支援国家指定解除さえ敢えて口にしだした米国。又テロとの戦いと言う名の元に特措法の
延期問題。現在日本の現状では大変困難で風前の灯とさえ言えます。
それに在日米軍再編の問題。米国産牛肉輸入の問題等胸元に刃を突きつけられて居る状態です。
又日本は印。豪。米3ケ国で台頭する中国に対抗しようとの構想も腰くだけで、
逆に日本に批判的だった豪は、中国と急接近、エネルギー問題ウランの輸出、経済
協力で合意に達したとか。又露国もオーストラリアからウランの輸入に成功して
この頃は豪国を取り巻く取り合いでも日本の劣勢は否めません。
北朝鮮の6ケ国会議での日本の孤立化も際だってきました。
何か日本の外交がこの頃大変チグハグに思えてなりません。
この様な大変な時期に国内では党利党略で政治が左右されて居る様に思えてなりません。年金問題。カネと政治の問題。これは大変重要な問題ですが、一方で國の 存亡に関われ
る国際問題がある事も忘れてはなりません。
国内のゴタゴタを一刻も早く解決して、国際社会で大きく物が云える國になって
欲しいものだ。