日々好日

さて今日のニュースは

台湾

2007-09-17 13:22:56 | Weblog
台湾はアジアで数少ない日本贔屓の國です。台湾に対する日本の取った政策は決して褒められるものではありません。大国となった中国を天秤にかけ、台湾とは国交
断絶の状態です。しかしこれは建前。裏では堂々と國としてのお付き合いをさせて
貰って居ます。
台湾も殆ど決定していた欧州の高速鉄道を日本の新幹線に逆転採用してくれる等
影になりひなたになって援護してくれています。
その台湾で今、台湾の名義で国連加盟申請をするかどうか住民投票を来年の総統
選挙と同時に行う様準備されています。
中国の物凄い反対は当然として、台湾の後楯と自負する米国までが中国に気兼ねし
不必要な刺激は米国にとって国策でないと警告を発した。
台湾は独立国だから国連に入るのは当然で、中国共産党に遠慮するのはおかしいと
台湾の与党民進党は党旗や台湾魂と大書した幟を押し立てて大規模街頭デモを実施
した。対する野党国民党も友好国との信頼関係を傷つけない方法として、中華民国
等の名義で国連復帰の住民投票を行う方針を明らかにした。
両党とも国連復帰の住民投票を行う事には賛成の様です。
すでに、台湾は中米やアフリカ等の友好国16ケ国の連名で台湾国連加盟申請案を
国連に提出し今月開かれる国連総務委員会で審議される予定ですが、安保理事常任
理事国の中国の反対で総会議題にさえ上がる可能性は低いと言う。
先に行われた世論調査では7割以上の賛成があったと言うが住民投票では投票率が
50%を超え、更に有効投票の過半数の賛成でないと可決されないと言う、高い
ハードルが待ちかまえて居ます。
いずれにしても、台湾の国連加盟は大変困難で至難の業と言えます。
これに対して我が日本はどう対処するか?
新しいリーダーに課せられる新たな課題です。
中国や米国の鼻息を伺い奴属政策で事を荒立てない方法を選ぶか?
それとも日本贔屓の台湾のため、一肌脱ぐか?
おっとこれは最初から決まって居たようなもので、聞くのがヤボか。