３３０対１９７

コップの中の嵐で誰がなろうと体した事ではないと言うのが偽らざる国民の本音ではないでしょうか。しかし私達の手の届かない処で私達の生活を左右するリーダーの候補の選出が為されると言うもどかしさは皆が感じて居るのではないでしょうか。
２２代自民党総裁に福田氏が圧倒的多数で選出されました。当たり前のことで　　総裁選と言えば聞こえが良いが勝ち馬に乗り遅れまいと全ての派閥の思惑でわーっと福田さんを担ぎ出し始まる前から結果は見えていました。あとは国民向けのショーでしかなかった。しかしこの票のバランス見事なものです。麻生さんは誰もが　２００票取れれば勝ちと睨んで居たところあと３票足らずでまあまあの勝ちです。
全ての派閥を敵に、自分の派閥からも推薦者は１人と言う不利な条件でよく闘った
と思います。派閥の求心力低下がもたらした幸運か、それとも人徳か？
各派閥の領首は面目をかけ可成り締め付けはあったようですが、神様が裁いた様に
見事な住み分けでした。地方票も７６対６５見事と言うより他はないです。
麻生さんは東京都や大阪等の大都会の票を獲得し面目をほどかしました。これは大変の事だと思います。
私が興味が湧いたのは無効票の１票です。どの様な意味があるのか？
何か裏に面白いストーリが隠されて居る様でわくわくします。
どうせ政策何て体した違いはないだろう。どの様な顔ぶれになるか分からないが、
来るべき衆院戦への選挙管理内閣でしかないのだから余り期待が持てそうにない。
とにかく年金問題や格差是正。金と政治の問題。来年度予算の成立。
赤字体質の国家財政の健全化。そのための消費税値上げやるのかやらないのか。
早急に解決して欲しい問題が山積しています。果たして国民の期待に応えて呉れるのか？　どうも福田さんでは疑問に思えてならない。