日々好日

さて今日のニュースは

阿倍総理辞任

2007-09-13 08:18:01 | Weblog
昨日の突然の安倍総理辞任、政権放り出し異例の退陣表明に日本中に激震が走った
何故今なのか?国会で所信表明しさてこれから審議を始めようとした直前に、敵前
逃亡にも似た前代未聞の辞任劇、何と解釈すれば良いのか、国民は一応に戸惑いを
感じた。実は参院選大敗で安倍政権は死に体で無理に無理を重ねてきたが、とうとう耐えきれず、倒れたと見るのが妥当だろうか?
1年前国民の期待にあと押され7割近い支持率で発足した安倍内閣、美しい國日本
戦後レジュームからの脱却を掲げ船出し、未だかって誰も手がけられなかった
憲法改正を視野に国民投票法案、教育改革関連法案、国家公務員改革法案、政治資金規正改正案、社会保険庁改革法案等々を次々に成立させた。
恐いもの知らずの総理だからこそ出来たのかも。しかし歴代の総理が決して触れなかったパンドラの箱、社保庁。開けたばかりに出るわ出るわ諸悪の化け物がぞろぞろと、とうとう命取りとなった。しかし国民にとっては、大変な功績です。
論功行賞内閣、お友達内閣と陰口を聞かれながら、順風満帆な船出と思いきや
足下から政治資金等金等で閣僚の事務所の不正経理が次々と発覚自殺者まで出る
始末、それに閣僚の不用意な失言まで続き、内から足を引っ張られガタガタに
なった。今までの総理は力で押さえてきたが、タガがはずれた内閣をくずすのは
訳ないことです。なんでも事務所のアラ探しのグループまで居たとか居ないとか
国民にとっては、良い事ですが、受ける側は大変でしょう。
ご存じの様な参院選での自民公明与党大敗。面と向かい批判する長老議員や1年
議員、今までの総理が受けた事のない屈辱です。毎日が針のむしろだったのでしょ
う。それに国際的公約と言われるテロ特措法延期問題。絶望的状態、それに自分
を飛び越して長老たちによる決定。参議院無視の衆院再決議必死のテロ新法案。
限界だったのでしょう。ちまたでは身辺の脱税調査や健康問題が囁かれているが
これは、枝葉の問題でしかない。国民に対しての謝罪の言葉が無く、小沢さんに
党首会談を断られたからとか、自分が居ない方がスムーズに事が運ぶとか言う
言い訳としか取れない言葉しか聞けなかった事が残念です。