三菱電機は熊本菊池市に、EV自動車普及に必要なパワー半導体
の新工場を建設すると発表しました。
3年後の26年4月稼働予定との事です。
パワー半導体は電力の供給・制御を担いEVのエヤコン等のモータ
を制御する部品インバーターに使われます。
新工場で製造去れる炭化ケイ素製は従来のシリコン製に比べて
電力損失が少なく小型軽量化が容易で、EVや産業機器向け需要が
期待される。
新工場は5月生産終了する子会社の液晶モジュール工場を活用して
生産効率の高い直径8インチの基盤に対応した工場となる
また合志市にある既存工場も生産設備を増強し2拠点の生産能力は
22年比で26年は、5倍になるそうです。
尚福岡に組み立て・検査を行う新工場を建設し、九州でパワー
半導体の開発・設計から製造を担う体制強化を目指す。
熊本には半導体生産大手の台湾積滞電路製造の進出が決まり半導体
の生産や製造装置のメーカ等が集中し、シリコンアイランド化への
期待が高まって来た様です。