厚労省が公表した2月の勤労統計調査速報では物価変動を考慮し
1人当たり実質賃金は前年同月比で1・3%減った。
今年の春闘は高水準の賃上げとなり、名目賃金は1・8%増の
28万2265円となったが、それを上回る物価高で苦しく
なって来て居る。
岸田政権は物価上昇を上回る所得の年内実現を目指して居るが
中々難しい様だ。
特に野菜類の価格高騰は目を見張る様である。
円安は訪日外国人の増に繋がるが、更に円安が進めば中東情勢
等で原油価格が上昇、それに原材料や輸入品の上昇で更に物価
高は進むのではないか。
政府は6月から一人当たり4万円の所得税・住民税減税を考えて
居ると言うが何処まで国民にとってよくなるか判らない様だ。
一刻も早く物価高を上回る所得の年内実現を期待するだけです。