米国国防省は米軍がシリア領内のイスラム過激派「イスラム国」への空爆開始したと発表した。
テロ集団イスラム国は米国報道関係者2名とNGO要員の英国人1名の惨い斬首をネットで公表し
世界中を震駭させました。
又フランス人一名も拘束され、斬首予告をしています。
日本人1名もイスラム国に拘束されて居てこちらも心配です。
フランスは独断でイスラム国の本拠地空爆を敢行しましたが現在シリア空爆までは遣らない様だ。
米国ではベトナムの二の舞は避けたいと国内からもシリア空爆には反対の声が上がりました。
しかしオバマ大統領はシリア空爆に踏み切りました。
余りものテロ集団の凶暴さが頭に来たのでしょう。
米国はイラク空爆に続く軍事行動です。
イラク・シリアに展開するイスラム軍の殲滅を狙っての作戦です。
米国と同盟関係にあるサウジアラビア・ヨルダン・アラブ首長国連邦・バーレン・カタール等中東
5ケ国が参加し戦闘機・爆撃機攻撃と洋上の艦船から巡行ミサイルのトマホークが発射された。
イスラム国の司令部施設や訓練施設・武装車両・補給トラック等を14回にわけ空爆しました。
結果標的40ケ所以上でイスラム国戦闘員約70名が死亡との事。
シリアは現在アサド政権と反体制派との紛争があるがアサド政権もイスラム国をテロリストと見なし
て居るので三すくみ状態に新たに米軍等の空爆が加わった事になります。
シリア国民はよい迷惑ですね。
ただ中近東は大変難しい問題があって余人の常識は通用しない所ですから、窺い知る事は困難。
さて今後シリア空爆はどう展開して行くのだろうか?
これが国際社会や経済問題にどう絡んで行くか?
全く将来が読めない様ですね。