各校の目標についての話が終わった後に再びkida先生から話がありました。
「目標」について。各校それぞれ目標はあると思うが、話を聞いているとそれに対する「想い」が違う。「インターハイに行きたい」では届かない。「インターハイに行く」という強い意志を持つべきだと。そうする事で一つ一つやるべき事が見えてくる。スモールステップをクリアしながら「目標」に向かって近づいていく必要がある。日頃から同じような話をしていますが、別の指導者から話を聞くとまた「心」に響く部分があると思います。
その後2つの話がありました。「技術的な指導だけが出来るような意識レベルの高いチームになれば見違えるくらい強くなる」「どんなに能力がある選手でも人一倍努力をするから結果が出る」という内容。かなり響きましたね。
「技術的な指導だけが出来るような意識レベルの高いチームになれば見違えるくらい強くなる」という話は前半の「日常生活が競技にもつながっている」という部分と重なります。kida先生が以前赴任されていた学校は進学校だったので強い選手を集めてくるような学校ではありませんでした。それでも県で総合優勝を争うチームでしたし、黄色のユニフォームは県内のチームの目標でした。そのチームを指導していた最後の数年は「技術指導」が中心だったと。日常生活に関しての指導はする必要がない位、やるのが「当たり前」となっていたので指導が楽しくてたまらなかったと話をされていました。
選手自身が「強くなるため」に何が必要かを理解していたのだと思います。指導を受ける時間を確保するために「当たり前の事を当たり前にする」という事が分かっている。「勉強しろ」「服装が…」「取り組む姿勢が…」という指導を受ける時間を必要としなかった。だから「強くなるため」の指導を受けることが出来たのだと思います。そして強くなった…。うちの選手にも表面上の話だけではなく何を伝えようとされているのかを理解しなければいけないと思います。
もう1つは「どんなに能力がある選手でも人一倍努力をするから結果が出る」という話。国体3位のhamada先生の高校時代の話でした。2年生の総体が終わってから円盤投を始めて3年生の国体では入賞。いくら能力があったとはいえ簡単に出来ることではありません。顧問の先生がkida先生に「高校生の誰よりも回った」と話されたそうです。「誰よりもターンの練習を繰り返していた」という意味です。他の人よりも練習をスタートする時間が遅かったのでそれを補う努力を誰よりもした…。だから持っている「力」を最大限に発揮できたのだと。
「才能」があったとしてもそれを引き出すのは「努力」なのです。全てを賭けて「努力」をするからこそ「可能性」が生まれる。他の者よりも「努力」するというのは本当に大変な事です。自分が目指す「目標」に向けて、どれだけ「本気」になり最大限の「努力」が出来るか?強い選手が「努力」をしているのだから、普通の選手は更なる「努力」をしなければいけません。簡単な事ではありません。かなりの「覚悟」が必要だと思います。誰よりも「努力」出来るか?自分の中にある「甘え」を捨てなければ本当の意味での「努力」は出来ないと思います。
私はこの話を聞いてかなり心を打たれました。選手の中にもこのことを1ページ以上に渡って書いている者がいました。確実に強くなれると思います。人の話を聞いて「心」が動くかどうか。大きな部分です。うちの選手にとってかなり大きな意味を持つ話だったと思います。相手が伝えたいことを感じる事のできる人間になってもらいたいですね。「想い」を感じて、それを「力」に変えて強くならなければいけない。
選手にとっても大きいですが、参加していた指導者にとっても大きな意味があったミーティングだったと思います。多くの事を感じて学んだ貴重な時間でした。
気持ちが引き締まる思いでした。
「目標」について。各校それぞれ目標はあると思うが、話を聞いているとそれに対する「想い」が違う。「インターハイに行きたい」では届かない。「インターハイに行く」という強い意志を持つべきだと。そうする事で一つ一つやるべき事が見えてくる。スモールステップをクリアしながら「目標」に向かって近づいていく必要がある。日頃から同じような話をしていますが、別の指導者から話を聞くとまた「心」に響く部分があると思います。
その後2つの話がありました。「技術的な指導だけが出来るような意識レベルの高いチームになれば見違えるくらい強くなる」「どんなに能力がある選手でも人一倍努力をするから結果が出る」という内容。かなり響きましたね。
「技術的な指導だけが出来るような意識レベルの高いチームになれば見違えるくらい強くなる」という話は前半の「日常生活が競技にもつながっている」という部分と重なります。kida先生が以前赴任されていた学校は進学校だったので強い選手を集めてくるような学校ではありませんでした。それでも県で総合優勝を争うチームでしたし、黄色のユニフォームは県内のチームの目標でした。そのチームを指導していた最後の数年は「技術指導」が中心だったと。日常生活に関しての指導はする必要がない位、やるのが「当たり前」となっていたので指導が楽しくてたまらなかったと話をされていました。
選手自身が「強くなるため」に何が必要かを理解していたのだと思います。指導を受ける時間を確保するために「当たり前の事を当たり前にする」という事が分かっている。「勉強しろ」「服装が…」「取り組む姿勢が…」という指導を受ける時間を必要としなかった。だから「強くなるため」の指導を受けることが出来たのだと思います。そして強くなった…。うちの選手にも表面上の話だけではなく何を伝えようとされているのかを理解しなければいけないと思います。
もう1つは「どんなに能力がある選手でも人一倍努力をするから結果が出る」という話。国体3位のhamada先生の高校時代の話でした。2年生の総体が終わってから円盤投を始めて3年生の国体では入賞。いくら能力があったとはいえ簡単に出来ることではありません。顧問の先生がkida先生に「高校生の誰よりも回った」と話されたそうです。「誰よりもターンの練習を繰り返していた」という意味です。他の人よりも練習をスタートする時間が遅かったのでそれを補う努力を誰よりもした…。だから持っている「力」を最大限に発揮できたのだと。
「才能」があったとしてもそれを引き出すのは「努力」なのです。全てを賭けて「努力」をするからこそ「可能性」が生まれる。他の者よりも「努力」するというのは本当に大変な事です。自分が目指す「目標」に向けて、どれだけ「本気」になり最大限の「努力」が出来るか?強い選手が「努力」をしているのだから、普通の選手は更なる「努力」をしなければいけません。簡単な事ではありません。かなりの「覚悟」が必要だと思います。誰よりも「努力」出来るか?自分の中にある「甘え」を捨てなければ本当の意味での「努力」は出来ないと思います。
私はこの話を聞いてかなり心を打たれました。選手の中にもこのことを1ページ以上に渡って書いている者がいました。確実に強くなれると思います。人の話を聞いて「心」が動くかどうか。大きな部分です。うちの選手にとってかなり大きな意味を持つ話だったと思います。相手が伝えたいことを感じる事のできる人間になってもらいたいですね。「想い」を感じて、それを「力」に変えて強くならなければいけない。
選手にとっても大きいですが、参加していた指導者にとっても大きな意味があったミーティングだったと思います。多くの事を感じて学んだ貴重な時間でした。
気持ちが引き締まる思いでした。