kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

国体2日目

2009-10-03 | 陸上競技
今日は担当している400mHの決勝がありました。その日程に合わせて動きましたから午前中は少し余裕がありました。何度も書いていますが、スタッフとしては多くの技術指導をするのではなく本人のやりたいことや課題を修正するために手を貸すだけです。普段の練習を見ているわけでありませんからアドバイスするだけ。基本は本人の努力と顧問の先生の指導です。

少年400mHは課題としていた4~5台目での減速を最小限に抑えてラスト直線勝負。後半の強さは抜群ですから8台目を8番で越えてからスパートで4位まで上がりました。本当によく頑張ってくれました。51秒7で県高校記録を更新です。

成年400mHも日本代表になるような選手がいるなかで後半追い上げて6位入賞。49秒台ですからタイム的にも非常に良いですからかなり頑張ってくれたと思います。課題もあると思いますが来年の活躍を期待したいですね。

800mは最高のレース展開で劇的な優勝でした。山口県選手団が一丸となって応援していました。大会新記録で優勝。本当にいいレースでした。

3つの種目で連続で入賞でした。非常に良かったですね。勢いがついてくれればと思います。メインの担当が終わりましたから、次はハードル陣の手伝いです。落ち着きませんがしっかりとやりたいですね。
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自分達でやる事の意味

2009-10-03 | 陸上競技
火曜日の追い込み練習をしてから中国新人までは全て選手が自分達で練習をします。もちろんメニューは与えていますし、課題とする部分は伝えています。これまでこれほど長期間練習が見れなかったことはありませんが、今のチーム作りにとって非常に大きな意味を持つと思っています。

これまで自立について繰り返し話してきました。それでもどこかで顧問が助けてくれるという甘さがあったのは確かです。本当は自分でやらなければいけないのに最終的な判断を自分ではなく顧問に頼ろうとする。レースで戦うのは自分自身ですし、リレーで勝負するのはチームです。私がやるのではありません。ここが本当に理解できない限りは今後戦うことはできないのです。「中国大会にいく」というレベルであれば私が引っ張っていけば届きますし、今のチームの力であればそれほど難しくない。しかし、中国で戦って勝ち上がるというのにはもっともっとがむしゃらさが必要です。自分の意志で自分自身がやるんだと思わない限り上には進めないと思っています。

本当に必要な事が分かっていたら自分で全力を尽くせます。手を抜く事は自分にとってプラスにはならないことが分かっているからです。「言われるからやる」というレベルでは意味がありません。うちの学校である程度実績がある部活動でも「雨が降ればいいのに…」「先生が出張で居なかったら…」という発言を耳にします。論外ですね。能力があればそれでも戦えるのがスポーツの世界ですが、本当の強さは身に付きません。自分が競技をしていく上で必要なことであれば何でもやるという強い気持ちが重要になるのです。

今回国体で新潟に来ましたが、中国地区の指導者もたくさん来ています。顧問がいないのはうちだけではありません。ここの時期に崩れるようなチーム作りであれば結局上では戦えないのです。本当に戦うのであれば自分達できちんと雰囲気を作り、自分達できちんと競争できる状態を作り出さなければいけません。今回の長期遠征は私にとってもチームにとっても大きな意味を持つと思います。

何が何でも、どんなことがあっても強くなってやるんだという気持ちがあれば大きく変わると思います。他のチームが云々というよりもまずは自分達が強くならなければ話になりません。戦うためには「心」を育てる必要があります。ここがきちんと出来れば必ず強くなると信じています。時間はかかりますが絶対にやっていかなければいけない部分です。本当に戦うならやるべきことは一つしかありません。最大限の努力だけです。自分の中の最大ではなく、目標達成のために必要な最大限の努力です。

今の時期の練習が来年を決めると思っています。どんな意識で取り組めるか。自分の手でつかんでもらいたいと思います。
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