kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

誰のために

2009-10-31 | 陸上競技
blogを書いてどれくらいになるでしょうか。もう5年以上書いている気がします誰のために書いているのかといえば自分のためです。自分の考えをまとめるために日々このblogを利用していると思っています。時にはメッセージ性が強いモノになることもありますが、そこに関しても自分で意識している部分です。

別に私が書くblogが誰かに影響を与えるかどうかは分かりません。自分がやっていることが他者に影響を与えることが出来るのか?意味がないモノだといえば意味がないかもしれません。こうやって書く事は自己満足かもしれませんし、他者から批判される部分かもしれません。それでも書き続けていきたいと思います。
無駄だと思えば止めます。これまで何度か他者を批難する、見下すblogを見て書くのを止めようと思った事があります。他者を嫌な気持ちにさせるような内容は良くないと思ったからです。私も選手に対して書く内容も他者批判ととらえられるかもしれませんし、傷つけるかもしれません。どれだけの信頼関係があり、相手に何を伝えたいかが本当に分かってもらえるかどうかだと思っています。

blogは使い方によってはチーム作りにも役立つと思っています。私がやろうとしている事を選手に伝えるツールとしても効果があると思います。私が話をする内容をblogにも書きますから、それを見て本当に伝えたいものが何かを考えてもらえると違うと思っています。別にアクセス数を増やそうとは思っていません。だから工夫もしていません(笑)。いつの間にか人伝にURLが知られている可能性がありますが特に気にしていません(笑)。思ったことを書きます(もちろん、書いて良いこと悪いことは判断しているつもりです)。これからも自分のスタイルでやっていきたいと思っています。

たまたまblogに関しての話しになったので、それに関して感じたこと思ったことを書きました。意味があるかどうか?分かりませんが(笑)。
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今後の課題

2009-10-31 | 陸上競技
駅伝があるのでガンガン走ることはできませんが、出来ることだけはやろうと考えていました。この夏に入る位から意識するポイントを「軸作り」と「脚運び」に置いていました。距離がどうであろうと基本的な部分は絶対に変わらないと考えています。

中国大会で完全に力負けしました。少し何とかした位では絶対に勝負できない差がありました。これまでに比べるとかなりレースに参加できたと思いますが、あくまでも第2集団での戦いでした…。負けを認めてどうするかという部分をしっかりと考えました。そこで出てきたのが先ほど書いた「軸作り」と「脚運び」の部分です。

マイルで戦っていくためには4継のスピードが必要となる。インターハイに向かうためには絶対スピードが明らかに足りないのです。脚運びに関してはこれまでかなり意識してきましたが、足りない動きがあったのでそこをひたすらやりました。夏からの2ヶ月である程度改善されてきたと思いますから、ここは冬期で徹底してやっていきたいと思っています。misatoが58秒を出してくれた事でかなり時間をかけてやってきた事があるていど形になり、やるべきことが見えてきた感じがあります。

さらに意識したのは軸作りです。これに関してはかなり思うことがあります。難しい事はできませんし、意識できない部分がありますがポイントとなる気がしています。某有名大学で「白樺のポーズ」というのが導入され、一気に陸上会に広まりました。今でもその動きをやっている所を見かけます。本当にやるべきこととは少し離れた所にある気がしています。その動きをしたら良いという部分が先走って本当の意味がなくなっている気がします。「骨盤の傾き」「骨盤を起こす」という言葉だけが先走っている。そんな気がしています。

私には分からない部分なので骨盤に関してはあまり話をしません。指導する私が分かっていないのに選手に伝えても分かりませんからね。で、軸作りの話しになるのですが、夏の初めに色々と物を使って身体の軸を意識させる動きをしました。意識できないなら強制的に身体のラインを作りたいと思ったので。スピードを上げるためには地面から反発をきちんともらえる姿勢を作らなければいけない。そのための軸作りです。

木曜日、駅伝に向けて、冬期練習に向けてもう一度「軸作り」と「脚運び」の練習をしました。長距離には関係ないと思われるかもしれませんが、基本的なモノは共通していると考えています。距離は違っても同じものがあります。身体を運ぶというのは変わりはないですから。軸作りをするためには体幹部の強化が必要です。と、思っています(笑)。やるべき動きをするためには必要なモノがありますから。

他校の長距離選手のジョグを見てさらにその想いは強くなりました。ジョグを大事にする云々ではなく根本的な身体の使い方だと思います。意識できていないから意識できる状態を作る、無意識に使えるようにする。ここがこの冬の課題だと思っています。

「陸上をやりたい」ではなく「陸上を本気でやりたい」と思っている選手と一緒に進みたいと思っています。「やりたい」という位の意識レベルではそれなりにしか強くなりません。高校ではその「差」が明らかになりまし。やるだけなら誰でもできますから。「本気でやりたい」選手のためにしっかりと考えていきたいですね。「やりたい」だけの選手、伸びるのは難しいと思います。今後考えていかなければいけないですね。
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