kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

天気悪し

2010-03-10 | 陸上競技
水曜日、生徒は家庭学習日となっていましたから午前中から練習としました。最初は少しくらいは走れるかなと思っていましたが、朝の様子を見る限り明らかに無理でした。携帯天気予報は「曇り」だったのですが朝から雨がひどくて家を出るときには雪になっていました。山間部ではかなり雪が積もっているようで車の上に雪を乗せたままで走っているのをたくさん見かけました。当たり前ですが練習は学校に切り替えました。携帯で見る天気予報は全く当たりません…。「現在地から検索」を使っているのですが全くダメですね~。選手からの信頼度は0です。Yahoo!の天気予報はいまいちなんでしょうか…。

結局諦めて武道場でやることにしたので、前半はひたすら身体作りに充てました。サーキットを2セットやってから室内種目を1セット、これを1サイクルとして2セットやりました。これだけで約1時間半かかりましたが、出来るときにしっかりとやっておく必要があります。室内種目は全身をコントロールするような種目ですから「きつい」というよりは「難しい」という感じでしょうか。ここはある意味楽しくやっている感じです(笑)。最近はこの辺りの切り替えがかなり上手くなってきた感じがあります。
卒業生が練習に来たときには口をそろえて「雰囲気」が変わったと言います。ピリピリ感がないと言われたらそうなるかもしれませんが、ずっと緊張感を持ち続けていくのはしんどいですから。それを引きずって次の練習が出来ないというのでは問題ですがそこが出来れば強みになります。ONとOFFの切り替えが出来るようになっているというのは大きいですね。昨年との違いはここにある気がしています。昨年は常にONでした(私も)。OFFというのは生活が乱れたり、考え方や行動が崩れるというのではなくリラックスが出来るかどうかだと。

身体作りが終わってからは動きの確認をしました。月曜日の動きがかなりキレがありました。しかし、もう一度脚運びを確認して直線的な動きを意識させたいと思っていました。考査中はなかなか時間が取れませんでしたから細かい部分は何もやっていません。それでも走れるなら良いんじゃないかと思うのですが、やはりきちんと身に付けておかなければいけませんからね。中間に入って若干タイミングが遅れる感じがありました。そこをどうにかしたいと思っていたのですが、基本的な動きをしている時に膝の引き出しにより体幹のブレがありました。結果的にタイミングが遅れる危険性があると思ったので少し意識を変えました。もちろんやっていた動きを変えるのではなくちょっとだけです。接地時間はほんの少しですがその少しが大きな差になります。だからこそタイミングを早くしていきたいと思いました。明らかに原因となる動きがありますからそこを改善しなければ、シーズンに入ってから大変なことになると思います。常に現状に満足せずに前に進む努力をしなければいけないと思います。

見ているとほんの少しの違いでしかありません。速い動きをするとそちらの事ばかりが頭にいってしまって正確な動きが出来なくなってしまいます。接地を強くし過ぎる者、身体が浮いてしまう者、膝か開く者といましたが後半は随分良くなってきたと思います。本当はその動きのままで走りたかったのですが外は大雨(雪)ですから走れません。仕方ないですから明日に伸ばしました。出来ないことをウジウジ考えるよりも出来ることを考えるほうが間違いなく効果があります。全ては明日以降ですね。

しかし、全県的に雪が降りまくってますね。大丈夫なのか日本…。
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入試後の練習

2010-03-10 | 陸上競技
火曜日、高校入試がありました。まーこれに関しては色々とあったのですがある意味「助かった」という感じですね。詳しくは書けませんがどうなんだって話です。問題です。

練習は遅い時間となりましたが5時開始としました。午前中の使い方は各自に任せています。本当にやるべき事が分かっている者は自分で判断してできるはずです。ここで細かく指示を出さなければできないようであれば、100%目標には近づくことができません。月曜日の練習終了後に全体にもう一度目標について考えるように話しました。トレーニングルームには各自の目標設定の詳細が貼ってあります。しかし、これでは一目で目標が分かりません。細かい部分は必要ありませんからもっと分かるように大きく記す必要があります火曜日の練習はウエイトを中心とした身体作りとしていましたから、サーキットが終わってからトレーニングルームに行くと女子は全員目標設定の紙を貼っていました。こうやって言われたことをすぐに行動に移すというのは非常に大事だと思います。「想い」があれば行動自体が必ず変わっていきます。変わらないようであればまだそれだけの「想い」だということ。

こういう意識レベルになると全てが上手く回る気がします。日々繰り返し話をし続けていくとうのはものすごい労力です。はっきりいって想像を絶するレベルです(笑)。様々な手段を使ってしつこく繰り返していく。それだけではなくで「何故やらなければいけないのか?」を理解させていくことが大切だと思っています。感情的にガッーっと言うだけではなかなか人は付いてこないと思います。どれだけ「やったら強くなる」と説明しても当人がそれを本気でやろうとしなければそれは「独り言」と一緒です。伝わらないメッセージは発信している当人が満足するだけなのです。私もずっとその状態でやっていた気がします。それが手を変え品を変え様々な手段で選手と関わるようになってきた辺りから何かが変わってきました。上手く表現できませんが。
何か少し論点がずれていますが、本当に強くなるためにはチーム全体として「同じ方向」を向いて意識レベルを高めていく必要があります。そのための「仕掛け」は多く作らないといけないと思っています。技術指導だけができても本当は意味がないのです。伝わらないメッセージを発し続けるのと同じ事なのですから。「心」がきちんと育たないと何も生まれませんからね。

練習はウエイトと屋外での補強としました。テスト週間などはなかなか時間が取れないのでこういうときにしっかりとやっていかなければいけません。基礎筋力を上げていかなければいけない女子はひたすら取り組ませました。男子の一部は筋肥大が著しいので少しウエイトを抑えています。その時間を使って脚運びを繰り返しました。ぼちぼちですね。屋外種目はひたすら身体を動かしました。これも「動かすだけ」ではなく何を目的にして動かしているのかを理解しなければいけません。分からずに動かすだけでも随分違うと思いますが「何のためにやるのか」を頭できちんと分かればポイントを意識しながらできますから効果も高まります。2時間強の練習でしたがしっかりと取り組めたと思います。当然ですが。

練習終了後にshogyoの卒業生で地元でデザイナーをしている子が来たので色々と話をしていました。そういえばということで新しく作ろうという話になっているTシャツのデザインを一緒に考えてもらいました。選手の意見を活かしながら少しずつ形にしていくことができました。まだ全くできていませんが、こうやって考えていくことが大事だと思います。これも教育活動の一部だと思いますね。自分達の「想い」を形にしていくことができるか?「目立ちたい」という私の要望はどこまで受け入れられるのか?(笑)。

1日がものすごく長かったですね・・・。帰宅したら完全にぐったりしていて動けませんでした。仕事の締め切りを間違えて「絶対に間に合わない」と思ってほとんど休むことなく作業をしていました。単なる勘違いで締め切りは1週間以上先だったのですが・・・。周りでは「kanekoに何かやらせるときは締め切りを早めておけばいい(笑)」と言っていましたが、確かにそれくらい切羽詰まったら全く違いますね。追い詰められたときの集中力は人一倍だと思っています。だから、そこまでやらない(笑)。悪い癖です。もっとしっかり取り組めるようにしたいですね(笑)。本当に疲れました(笑)。
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