前の記事の続き。実際に何をしていたか・・・。
身体作りをメインにおいていました。昨年からは少し流れを変えていますが「走る日」と「トレーニングの日」をある程度分けて実施していました。今回実施したのは「トレーニングメニュー」です。かなりきつかっただろうなとは思います。
細かい部分は説明しませんでした。当時は練習のタイム測定を実施していました。疲労回復したら練習再開みたいな感じでやっていたのですが「有酸素系の練習不足」を感じていましたから休憩時間のコントロールを。トータルの時間も管理していましたから。強くなれば強くなるほど練習の時間が短くなります。能力の向上を感じられるのではないかと。
メインはやはりシャフト補強。ウエイトととシャフトの中間の感じで実施。最初はシャフトに重りをつけて「重いシャフト補強」です。ある程度の筋肥大を考えていました。重いものを素早く動かす。もちろん、動かない。その中でどうするかをメインに。距離は25m。終了したらすぐに重りを外して「軽いシャフト補強」へ。距離は40m。前段階でかなりの負荷がかかっています。動かない。しかし、軽くしたことによって感覚的に移動距離が伸びます。素早く大きくというテーマに切り替える。スピード重視です。言葉で書くと簡単ですが負荷的にはかなりのものです。シャフトが軽いので大きく動かせる。とはいえ、かなりきつい。
これを50分程度で終わらせます。通常では無理。きつい時に休んでしまうからです。実際にやらせてみましたが1時間半くらいかかったでしょうか。よほど強い意志でなければできないのです。
当時のテーマの中には「重い」と「軽い」を組み合わせるというものが多くありました。当時一緒に指導していたBOSSから「短距離は爆発的に力を出さないと」というアドバイスをもらっていました。学校によってはメディシングボールは重いものを投げます。が、それではゆっくりした動きになるのではないかと言われてきました。だからあえて軽いもので。しかし、それだけでは不足するなと思ってメディシンも女子は2キロと1キロを組み合わせて。重いモノから軽いモノになった時に力の発揮の仕方が変わってきます。その「違い」を感じさせたいなと。
シャフト補強が終了してからすぐに「補強サーキット」をこれは「Aメニュー」と「Bメニュー」に分けて実施していました。「Aメニュー」で大きな筋群に負荷をかけて「Bメニュー」で体幹中心の負荷をかける。ハードルジャンプをした後に腸腰筋の強化を行うというように組み合わせていました。それぞれ5種目ずつのトータル10種目。強くなろうとする選手は移動時間をジョグで動きます。かなりきついですがそれでも動きます。これも1時間ちょっとで終わるくらいでしょうか。トータルで2時間半程度で終わらせていました。
今回はかなり省略していましたが3時間。慣れていないというのもありますが「負荷」の部分で大きな差はあると思います。実施してみて間違いなく翌日は激しい筋肉痛になるだろうなと感じました。前任校では翌日普通に走っていました。もちろん、初期段階でできていたとは思いませんが翌日に走らないという日はありませんでした。筋力的にも今のほうが弱いというのは確かです。
トレーニングだけで3時間やるというのは少ないと思います。今であればトレーニングとスプリントを上手く組み合わせながら実施します。ひたすら補強というのは避けるようになりました。しかし、こういう部分は原点になるのではないか。基礎的なことを徹底することで「普通の選手」が「インターハイ選手」になる可能性がある。これまで全中に出場したことのない選手が延8回のインターハイ出場を果たしています。同じ選手が2種目というのもありますが。1回限りであれば「選手に恵まれた」ということもあると思います。が、何度か出場を果たすというのはそこに「何か」があると思います。大半は指導する側の「情熱」で持って行っていたとは思いますが。
こういう部分は評価は受けないと思っています。結局、強い選手がインターハイに行ったという部分。もっといえば強い選手が進んだ学校は強いという評価を受ける。当然ですが。「普通の選手」がインターハイに行くためには普通のことをやっていて結果につながることはない。そう思っています。当時の練習を実施してみて「良くこの練習をやっていたな」と感じました。選手の強くなりたいという意欲が半端なかったのだと思います。
こういう練習をやって見えてくるもの。今であればもっと工夫できたなと思います。今の取り組みの部分を新たに加えていく。追い込みだけではなく「どうすれば速く走れるのか」を常に求め続ける。しかし、忘れたくないのは「がむしゃらに取り組む」こと。やはりここの部分がきちんとできなければ強くはならないと思います。身体作りなどは一朝一夕にできることではない。時間がかかります。だからこそこれからそこに時間をかけながら技術的なことをやっていきたい。
細かい部分は省略しています。言葉で書くほど簡単な練習ではないというのだけは確かです。間違いなく全身筋肉痛。それでもこういう練習をやっていくことの意味。これからやるかどうかは分かりません。が、貴重な経験だと思いますね。強くなるためにどれだけ必死になるのか。ここだと思います。「覚悟」があればどこまででもできる。そう思います。
身体作りをメインにおいていました。昨年からは少し流れを変えていますが「走る日」と「トレーニングの日」をある程度分けて実施していました。今回実施したのは「トレーニングメニュー」です。かなりきつかっただろうなとは思います。
細かい部分は説明しませんでした。当時は練習のタイム測定を実施していました。疲労回復したら練習再開みたいな感じでやっていたのですが「有酸素系の練習不足」を感じていましたから休憩時間のコントロールを。トータルの時間も管理していましたから。強くなれば強くなるほど練習の時間が短くなります。能力の向上を感じられるのではないかと。
メインはやはりシャフト補強。ウエイトととシャフトの中間の感じで実施。最初はシャフトに重りをつけて「重いシャフト補強」です。ある程度の筋肥大を考えていました。重いものを素早く動かす。もちろん、動かない。その中でどうするかをメインに。距離は25m。終了したらすぐに重りを外して「軽いシャフト補強」へ。距離は40m。前段階でかなりの負荷がかかっています。動かない。しかし、軽くしたことによって感覚的に移動距離が伸びます。素早く大きくというテーマに切り替える。スピード重視です。言葉で書くと簡単ですが負荷的にはかなりのものです。シャフトが軽いので大きく動かせる。とはいえ、かなりきつい。
これを50分程度で終わらせます。通常では無理。きつい時に休んでしまうからです。実際にやらせてみましたが1時間半くらいかかったでしょうか。よほど強い意志でなければできないのです。
当時のテーマの中には「重い」と「軽い」を組み合わせるというものが多くありました。当時一緒に指導していたBOSSから「短距離は爆発的に力を出さないと」というアドバイスをもらっていました。学校によってはメディシングボールは重いものを投げます。が、それではゆっくりした動きになるのではないかと言われてきました。だからあえて軽いもので。しかし、それだけでは不足するなと思ってメディシンも女子は2キロと1キロを組み合わせて。重いモノから軽いモノになった時に力の発揮の仕方が変わってきます。その「違い」を感じさせたいなと。
シャフト補強が終了してからすぐに「補強サーキット」をこれは「Aメニュー」と「Bメニュー」に分けて実施していました。「Aメニュー」で大きな筋群に負荷をかけて「Bメニュー」で体幹中心の負荷をかける。ハードルジャンプをした後に腸腰筋の強化を行うというように組み合わせていました。それぞれ5種目ずつのトータル10種目。強くなろうとする選手は移動時間をジョグで動きます。かなりきついですがそれでも動きます。これも1時間ちょっとで終わるくらいでしょうか。トータルで2時間半程度で終わらせていました。
今回はかなり省略していましたが3時間。慣れていないというのもありますが「負荷」の部分で大きな差はあると思います。実施してみて間違いなく翌日は激しい筋肉痛になるだろうなと感じました。前任校では翌日普通に走っていました。もちろん、初期段階でできていたとは思いませんが翌日に走らないという日はありませんでした。筋力的にも今のほうが弱いというのは確かです。
トレーニングだけで3時間やるというのは少ないと思います。今であればトレーニングとスプリントを上手く組み合わせながら実施します。ひたすら補強というのは避けるようになりました。しかし、こういう部分は原点になるのではないか。基礎的なことを徹底することで「普通の選手」が「インターハイ選手」になる可能性がある。これまで全中に出場したことのない選手が延8回のインターハイ出場を果たしています。同じ選手が2種目というのもありますが。1回限りであれば「選手に恵まれた」ということもあると思います。が、何度か出場を果たすというのはそこに「何か」があると思います。大半は指導する側の「情熱」で持って行っていたとは思いますが。
こういう部分は評価は受けないと思っています。結局、強い選手がインターハイに行ったという部分。もっといえば強い選手が進んだ学校は強いという評価を受ける。当然ですが。「普通の選手」がインターハイに行くためには普通のことをやっていて結果につながることはない。そう思っています。当時の練習を実施してみて「良くこの練習をやっていたな」と感じました。選手の強くなりたいという意欲が半端なかったのだと思います。
こういう練習をやって見えてくるもの。今であればもっと工夫できたなと思います。今の取り組みの部分を新たに加えていく。追い込みだけではなく「どうすれば速く走れるのか」を常に求め続ける。しかし、忘れたくないのは「がむしゃらに取り組む」こと。やはりここの部分がきちんとできなければ強くはならないと思います。身体作りなどは一朝一夕にできることではない。時間がかかります。だからこそこれからそこに時間をかけながら技術的なことをやっていきたい。
細かい部分は省略しています。言葉で書くほど簡単な練習ではないというのだけは確かです。間違いなく全身筋肉痛。それでもこういう練習をやっていくことの意味。これからやるかどうかは分かりません。が、貴重な経験だと思いますね。強くなるためにどれだけ必死になるのか。ここだと思います。「覚悟」があればどこまででもできる。そう思います。